上海おまけ
-
2007-06-13 00:00
六本木ヒルズが17年も月日を費やしたことを考えると、雲泥の差です。
東京のカオスが創り出す空間がすばらしいという声は多くありますし、実際僕も感じています。しかし、毛細血管のような道路事情や、日影規制で斜めに切り落とされた屋根が並ぶ姿は、あまりいいものではありません。
只でさえ公園が少ないのに、優れた空間を持つ低層集合住宅やタウンハウスが少ないおかげで郊外の住宅街であってもハゲタカのような雰囲気になってしまうのは、こういう事情も大きいと思います。
せっかくいい空間をつくっている新天地ですが、周りがマンションになってどうなるのかなぁという不安がありましたが、唯一の救いはこの開発は新天地と同じ会社がやっているということ。きっとこの世界をきちんと残しつつやってくれることでしょう。注意深く見ていきましょう。