2121 - コラム - 専門家プロファイル

敷浪 一哉
有限会社シキナミカズヤ建築研究所 
建築家
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2121

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安藤さんがミッドタウンにギャラリーを建てたと、しかも、屋根が一枚の鉄板でできてるという・・・。これは見てみなければ!
ということで、やってきましたミッドタウン。黒川さんの美術館は無視しつつさっそく安藤さんが手がけた「2121Design Sight」へ。
たしかに屋根が鉄板、壁はRC打放し、そしてガラス。しかし、この3つの素材がガチンコ勝負で存在しあうような荒々しさはなく、そつなくきれいに納めたという雰囲気。なんとなく期待先行で終わってしまった。
どうやら鉄板屋根案は最後に浮上したようで、最初は公園の中に埋没したプランだったそうだ。イッセイミヤケのコンセプトに「1枚の布から服をつくる」というものがあるらしく、それに沿うカタチで鉄板屋根のアイデアが生まれたそうな。
しかし、あまりに納まりがきれい過ぎて、「1枚鉄板の屋根だぜ!」という主張が薄れてしまっているように感じられる。造形は美しいですよ。
アプローチもなんとなく微妙な感じで、階段を下りていく雰囲気はとても好きです。が、階段降りる部分は外部空間で、降りてから中に入るような感じのほうがダイナミックな印象がでるんじゃないかなぁと思いました。

と、まあ好き勝手に言ってみました。

それにしても安藤建築のコンクリートは綺麗です。綺麗過ぎます。
僕は色むらとかあったほうがコンクリートらしく見えるんですけど。