多数決 その2 - コラム - 専門家プロファイル

須永豪・サバイバルデザイン 
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閲覧数順 2024年04月25日更新

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多数決 その2

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だがそこに、一人で決めているという意識はあまりない。
仲間がいる時は、話し合いをしているうちに方向性が絞られていくし、
家庭のことならカミさんの存在があるし、
仕事のことでも、お客さんだったり職人さんだったり須永家の未来だったり、
色んなものが関わっているので、ワタクシ個人の意志だけでの判断というのは少ない。
それなりに、他者との関わり合いの中で物事は決めていっているのだけど、
でも、多数決の場面ってのは出てこない。うん、全くない。
途中の段階で、みんなの思惑を知るために、
「ノリ弁か、北海道か、はたまた三輪車か」と挙手する場面にはたまに出会うことがあっても、
「多数を決まりとす」という乱暴な意思決定の場面は、ホントにとんと出会っていない。
これはワタシだけだろうか??
・方向が見えてくるまでは、いくらでも話し合う
・決定事項は絶対ではなく、当初・仮に、のものである
・走り出して違和感を感じたら、また考えよう
こういう方法の意思決定でやっていけてるというのは、稀な幸せなのだろうか?
気がつけば、小学校から高校まで、多数決という絶対のなかで育ってきた。
そのことを今ではすごく異常だと感じるのだが、
柵の向こうではやっぱり今も同じことが行われているのだろうか?
多数決では、責任感は養われないだろうなぁ・・・
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森や山と人、地球が健全に回っていく様子を見届けたい。 木を街に届け人の営みに森をもたらし木が、森が、地球が、生命が、人が、そして星々や宇宙までもが響あいはじめるそんな木の建築空間宇宙の意図が起動する響きあう木の空間をつくろう