多数決 その2 - コラム - 専門家プロファイル

須永豪・サバイバルデザイン 
長野県
建築家
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多数決 その2

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だがそこに、一人で決めているという意識はあまりない。
仲間がいる時は、話し合いをしているうちに方向性が絞られていくし、
家庭のことならカミさんの存在があるし、
仕事のことでも、お客さんだったり職人さんだったり須永家の未来だったり、
色んなものが関わっているので、ワタクシ個人の意志だけでの判断というのは少ない。
それなりに、他者との関わり合いの中で物事は決めていっているのだけど、
でも、多数決の場面ってのは出てこない。うん、全くない。
途中の段階で、みんなの思惑を知るために、
「ノリ弁か、北海道か、はたまた三輪車か」と挙手する場面にはたまに出会うことがあっても、
「多数を決まりとす」という乱暴な意思決定の場面は、ホントにとんと出会っていない。
これはワタシだけだろうか??
・方向が見えてくるまでは、いくらでも話し合う
・決定事項は絶対ではなく、当初・仮に、のものである
・走り出して違和感を感じたら、また考えよう
こういう方法の意思決定でやっていけてるというのは、稀な幸せなのだろうか?
気がつけば、小学校から高校まで、多数決という絶対のなかで育ってきた。
そのことを今ではすごく異常だと感じるのだが、
柵の向こうではやっぱり今も同じことが行われているのだろうか?
多数決では、責任感は養われないだろうなぁ・・・
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須永豪・サバイバルデザイン 

人間らしい「サバイバル」ってなんだろう?

安心して寄り掛かれるおおきな木のような存在感と、ジャングルジムのような自由さと、楽器のような豊かな響きがある空間。そういうものを、木でつくりたい。