古くて新しいもの
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2005-11-21 05:45
でもなぜか惹かれるものは、
古い町並みや建物だったりします。
初めて訪れた場所なのになぜか懐かしい。
そんな風景が好きです。
かなり前「住む」(泰文館)という雑誌で見た
「古くて新しいもの」というタイトルが
未だに気にかかります。
一体、「古くて新しいもの」ってなんだろう。
まるでナゾナゾです。
具体的な形としての答えを探しますが、
どうもそうではなさそうです。
古くてなんかいいなと思えるものには、
忘れてしまった大切な何かがあるような気がします。
それは、そのようなデザインになった理由や過程、
そこにかつてあったであろう日常的な行為や
コミュニケーションといったものかもしれません。
この写真は、日暮里のお煎餅屋さんの店先を撮ったものです。
「古くて新しいもの」を感じたのでシャッターを切りました。
デザインの神様は、
こんなところに潜んでいるかもしれません。