私の思う「お酒呑み」の人達に付いて - 文化・芸術全般 - 専門家プロファイル

舞踊家(クラシックバレエ) 元プロバレリーナ
東京都
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私の思う「お酒呑み」の人達に付いて

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以下、今朝のXポスト(ツイート)でございます♫ (※パープルの文字私のポストです。尚、今回の記事の為に一部加筆修正しています)

(^^✿




ひょんな事から最近アラン・ドロンに興味が湧き、昨夜彼の人生を綴ったドキュメンタリー映画を観てみた。若い頃に観た「太陽がいっぱい」で主演した彼くらいしか知らなかった私だけど、観てみたら非常に興味深かった。やはり芸術大国であるフランスの映画は奥が深いと改めて思った~☆彡


彼の顔には、やはり彼の人生が刻まれていると私は思う。若い頃の彼は確かに美しいけれど、それだけじゃない何かがあるのはそういう事だったのかと感じた。





専念寺/ネコ坊主

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奥が深い。人生経験が浅い人は「自分を大切にする=自分の事しか考えない」という人も多いけれど、「自分が他者にした事は自分に返される」という事を、無知な彼らは知らない。


それでいて、沢山の人達に「私を愛してくれ」と望む彼ら。如何にそれが「厚顔無恥な俺様思考」なのかという事を彼らは考えない。人生経験が浅いから、人の痛みが分からないから持てる思考だ。


彼らは無意識に「他者は私に対してこうあるべき」という様な傲慢な思考癖を自分が持っているという事に気付いていない。私から言わせてもらえれば、そういう人達とは「本当の意味での苦労を知らない人達」、或いは「感性が鈍感な人達」だ。


こういう思考の持ち主達は、彼らを愛する人達を隠れて蔑んだりもする。一人一人の"相手の人生"というものに思いを馳せる事も無く。何せ俺様思考だからね。


彼らは自分のそうした傲慢思考に気付きたくないから、お酒や快楽に逃げて"何かを誤魔化しながら、自分を美化して生きている"という人達が多い印象。


反対から言えば、彼らは「本当の自分と深く向き合いたくない」のだと思う。それだけ魂が未熟なのだ。


私がお酒呑みをあまり好まない理由はそこかな。そういう事を全部分かって嗜むお酒は粋だけど。自分を誤魔化したり、自分から逃げる為のお酒呑みは非常にカッコ悪い。







お酒というものも"飲み方次第"だと私は思う。

(^^;(^^;(^^;(^^;(^^;;




何やかんや言っても、この世で生きる私達人間の人生とはハードなものだから、「飲まなきゃやってられない」という人達が沢山いらっしゃるのだと私は理解しています。


お酒を飲む事で、自分の中に無意識に持っている緊張を和らげてバランスを取る事で、心身の健康を維持出来ているなら、それは「良いお酒」だとも私は思います。


そんな中でも、お酒に頼らず、お酒に逃げる事無く、お酒に呑まれる事無く、粋に嗜む方達を「お洒落で健康的なお酒呑み」と私は思う一人でしょうか。


ちなみに私は元々お酒が飲めない体質で、飲むと数日間体調を崩してしまうのですが、反対から言えば「お酒を必要としない人生」を歩めている一人なのかなと、自分では思っています。

(^^✿





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(東京都 / クラシックバレエ教師・振付家)
舞踊家(クラシックバレエ) 元プロバレリーナ

natural & elegance

長年プリマとして国内外で活躍。現役引退後は後進の指導とバレエ作品の振付けに専念。バレエ衣裳や頭飾りを作り続けて得たセンスを生かし、自由な発想でのオリジナルデザインの洋服や小物等を作る事と読書が趣味。著書に「人生の奥行き」(文芸社) 2003年