- 大園 エリカ
- 舞踊家(クラシックバレエ) 元プロバレリーナ
- 東京都
- クラシックバレエ教師・振付家
良く「仲が良いほど喧嘩する」という事が言われますが、今回は私流にそこを深堀りしたいと思います♫
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どの様な人間関係であっても、私が常に思う事は「相手にキチンと伝えなければ伝わらない」という事です。私は憶測で何かを計るという事を良しとしません。
色々想像する事は出来ても、それを確認する術がなく、それがもし「空想」や「独り善がりな妄想」になってしまえば、余分な期待や誤解が生じてしまうからです。
ですから世間で良くありがちな「自分が伝えないから、何も分からない相手」に対して怒るというのは筋違いだという事を思います。
どんなに感性や感覚が似ているとしても、どんなに親しくても、自分とは別の人間である相手に対して「言わないけれど察して欲しい」という甘えは、憶測から誤解を生む元であり、そしてもしそれが「察するべきだ」となるなら、それはエゴだという事です。
私は「自分の中でモヤモヤしている事を何も相手に伝えずに、自分の中に怒りを溜め込んで心の中で相手を責める」という事を良しとしません。
そしてもしこういう大事な事を理解出来る様になって改善して行けるのなら、その人間関係は非常に良いものと変化して行く。
なので私は、相手が気付いていない「生きる上で私が人生のポリシーにしている事」や「私がされたくない事」をこうして率直に相手に伝えます。
多くの日本人はそういう事を「喧嘩」と捉えて避けたがる様ですが、私に取ってそうする事は喧嘩ではなく、お互いをもっと深く理解し合う為のディスカッションであり、それは相手を自分と同じ様に尊重するからこそ伝えるという事です。
では何故この様なディスカッションを避けたがる人が、どうして世の中にはこれほどまでに多いのでしょうか?それは以下のメッセージに答えがある様に私は思いました。
( ・・) ~ ☆彡☆彡☆彡
OSHO bot
https://twitter.com/osho_bot_jp
あなたが内側に入ってゆくと、ただちに頭が無数の思考を分泌する。とたんに膨大なエネルギーがどっと思考に流れこむ。あなたが内奥の<無>を見ることができないように雲を創りだす。あなたは見たくない。見入ることは自殺することだ--エゴとして、自己として自殺することだ。
こういう真理を理解出来ている私が思う事は、「だから皆ひたすら思考で隠して来た"自分の中に押し込めて来たネガティブ感情"を見たくないと避けたがる」という事です。
彼らは自分が恐怖しているものが「自分のエゴ」だという事を知りません。
故にそういう事に気付いて、エゴの死を怖がらない様になれば自然にエゴが削げ落ちて行き、そして「生き生きとした本来の自分」を表現する事が、何も怖がる事無く自分にも他者にも自然と出来る様になって行きます。
そうして「本当に魅力的な人間」へと生まれ変わる事が出来るのだと私は思う一人です。
( ・・) ~ ☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡
美しい水の色も相まって、ちょっと白鳥っぽいオシャレな鴨さんが撮れました~☆彡
(*^^*) ~ ♥
私に取っての他者との"本物の関わり方"というものは、それぞれの価値観を知る事でお互いの思考の幅を広げて、そして「多角的にものを観れる様になって行く」という事だと思っています。
そういう事を理解出来た者同士であれば、お互いに安心して「本音で本気のディスカッションが出来る」という仲になって行けるのではないかと私は思います。
( ・・) ~ ☆彡☆彡☆彡
では最後に余談の私のツイートをお届け致します♫(※今回の記事の為に一部加筆修正しています)
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今回も「日々進化して行く彼ら」を感じられた舞台だった。そして「自分がしたい♡」と思っていた事が全て出来た日になって超楽しかった♫
彼らがあんなに素敵なパフォーマンスを披露して下さっているのに、今日の観客の方達は昼も夜もどこかノリが悪くて私は正直驚いた。
もしかしたら皆ワクチンの打ち過ぎで、自己免疫力が落ちてしまって体力が無い人が多いのだろうかとすら思えた。
年齢もあるのかな。でも先日葉加瀬太郎さんのコンサートに行った時も、年齢に関わらず「体力の無い人が多い」という印象がありました。拍手が長時間出来ない人とか、アンコールも座ったままでいたい人とか。(※でも大ホール3500人席が満員御礼の彼の舞台の盛り上がりはパワフルで凄いです)
本当は拍手したい人もいるのだろうけど、日本人てお互いを探り合うから、一部に冷たい空気感を持った人がいたりすると、どうしても全体のノリが悪くなる事が多い。
外国ではそういう事がない。誰も拍手しなくても、自分が良いと感じて感動したら、周りを気にせず拍手する。誰も誰かに合わせず、個の自分として自立して自由に楽しむ。そういう意味で「日本人は本当の楽しみ方を知らない人が多い」という印象は否めないかも。
いつも欠点を探す様にパフォーマンスを観ている「分かったつもりの"にわか批評家"」も多いのがこの日本。こういう人達は私からしたら「自ら不機嫌になる事をわざわざ選ぶ愚かな人達」に見える。
彼らの今日のパフォーマンスは、昼も夜もとても質の高いものでしたから、私自身は超楽しんでいました♫出演者の方達もとても温かかったし、全体的にとても素晴らしいパフォーマンスだったと私は思います。
ノリの悪い観客の空気を変える為に、パフォーマーが使うエネルギーというものはハンパない。でも今日の彼らは昼夜ともそれをやってのけていました。ブラボー!~☆彡
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このコラムの執筆専門家
- 大園 エリカ
- (東京都 / クラシックバレエ教師・振付家)
- 舞踊家(クラシックバレエ) 元プロバレリーナ
natural & elegance
長年プリマとして国内外で活躍。現役引退後は後進の指導とバレエ作品の振付けに専念。バレエ衣裳や頭飾りを作り続けて得たセンスを生かし、自由な発想でのオリジナルデザインの洋服や小物等を作る事と読書が趣味。著書に「人生の奥行き」(文芸社) 2003年