「天才」という存在に付いての私の考察 - 文化・芸術全般 - 専門家プロファイル

舞踊家(クラシックバレエ) 元プロバレリーナ
東京都
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「天才」という存在に付いての私の考察

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今回も、私のツイートを通してお届け致します。

☆_(_☆_)_☆




天才の事は天才にしか理解出来ない。でも世の中には凡人の方が圧倒的に多いのだから、いつの時代も天才は苦悩する。それは天から特別な才能を授かった人の宿命なのだ。


凡人からすると、時に天才の人は狂っている様に見えるかもしれない。それは凡人達が持つ想像力の範疇を遥かに超えたものを、彼らから感じてしまうからだ。


彼らには「そのクレイジーが無ければ、どうやって誰も気付けなかった偉大な発見や、生み出せなかった優れた芸術が生まれて来るだろうか」という事が分からない。そういう事は凡人達は後になってしか知る事が出来ない。


天才の人の脳はぶっ飛んでいるのがノーマルだ。でもそういう事を理解出来ない人達は、彼らを"自分達が思う正常"に引き下げようとするのが常だ。でもそれは自分達より優れた能力を持った存在に「私達の様にまともになれ=凡庸になれ」と言っている様なものだ。


天才自身がそういう事に気付けない場合、いつの時代も「多くの凡人達により天才は殺されてしまう」のが常だ。何故なら社会の中の大多数の凡人達が望む"正常"というものによって、極少数派の天才は、自分のクレイジーさ=天才的な能力を傷付けられ、奪われ、失ってしまうからだ。


多くの凡人達は、自分達が持つ想像力の範疇を遥かに超えるクレイジーな存在=天才に対して、「まともで正常である事=自分達の様に凡庸である事」を望むからだ。彼らは上手に隠したがるが、そこには天才が持つ才能に対しての嫉妬心というものも潜んでいる。


だから天才の人が彼らに潰されない為には、この様な社会のカラクリに気付いている必要があり、そして自分の才能を信じ切る強さが、彼らのネガティブエネルギーを跳ね返す唯一の方法だ。そしてそれは最終的に彼らに気付きを与え、彼らを引き上げるパワーに繋がって行く。


真の天才とは孤高な人でもある。多くの人に囲まれていても、彼らの魂が孤独を感じてしまうのは「そういう役目を担った自分という存在」を理解してくれる人が、あまりに少ないからだ。


その様な環境にいると、天才の人はどうなってしまうのかと言うと、彼らの目線に下がってあげて凡人を演じるか、ピエロの様になって自分を守る事しか出来なくなる。彼は多くの人に囲まれ愛されているにも関わらず、心の奥深くで孤独を感じている事に、誰も目を向けない。


何故なら彼が内に持っている"最高のもの"を見てくれる人が周りにいないと感じてしまうからだ。彼らは自分の真の理解者に飢えている。大学生向けの才能を持っているのに、幼稚園生や小学生向けのパフォーマンスしか要求されない様に彼らは感じてしまうからだ。


これは有り余るほどの上質な才能を授かった天才に取って一番辛い事になる。こうした環境は彼らの魂を腐らせて行く事にもなるからだ。


そうならない為に、天才の人はこういう人間社会のカラクリを知っておく必要がある。自分の才能を埋もれさせない為に。


ちなみにこういう事を理解している私は「天才の事を理解出来る天才」なのかもしれない。(笑)






私は天才と呼ばれる方達のクレイジーから生まれる

「魂の輝き」を見るのが大好きな一人です~☆彡

(*^^*) ~ ☆彡☆彡☆彡




ですので今回は「天才」と呼ばれる様な孤高な方達に向けて、

私からのメッセージを差し上げたいと思います。

(^^✿


それは「自分が持つ最高のクレイジー=才能を遠慮なく表現する事を、怖れるなかれ」です♡

( ・・) ~ ☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡





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(東京都 / クラシックバレエ教師・振付家)
舞踊家(クラシックバレエ) 元プロバレリーナ

natural & elegance

長年プリマとして国内外で活躍。現役引退後は後進の指導とバレエ作品の振付けに専念。バレエ衣裳や頭飾りを作り続けて得たセンスを生かし、自由な発想でのオリジナルデザインの洋服や小物等を作る事と読書が趣味。著書に「人生の奥行き」(文芸社) 2003年