会話をする意味、それって実は！？～後編～

７月１９日号の続きです。

Ω 会話をする意味、それって実は！？～後編～

前回のお話は「ウソ」と「言わない」の違いのところでした。これができるようになると、自分自身の精神衛生上よいことだし、人間関係の向上も期待できる（お相手を否定せずに話ができる）ので非常に有効であると。そして、これには発展した更なる手法がある……というお話でした。では続きです。

▼ 前向きな会話に繋げていこう！ ▼

前回にあわせて映画の例に続けましょう。自分は面白くないと思った映画について、「面白かったよ！」と言われた。そのとき「私は面白くなかった」と言わないこと、これはわかりやすいですね。

更に、話を合わせて「うん、面白かったね」とウソをつくのも悪くはないけれど、それよりも「ウソにならない返答」で会話をつなげるのが良い、という話でした。例えば「すごい面白かった！」と言われた時に、「そうなんだ！ どんな感じだったの？」というイメージです。

ここで、また別の返し方です！ 上記の内容は「面白かった」という話の流れで返答をしているのがわかります。これをすり替えてしまうのです（笑）例えば……

「うん、私も観た観た！ でさ○○のシーンがあったじゃない？ あそこって凄かったよね!!」

などです。「面白かったよね」→「うんうん、凄かった！」という返しで、「面白かった」とは返答していないのですが、会話が肯定的に進むことがわかります。ポイントは「お相手の気持ちに、寄り添うこと」。お相手の気持ちに添いさえすれば、会話は肯定的に進むのです。（面白かった！という、気持ちの盛り上がりに寄り添う）

これは、「○○に出来た新しいパスタのお店、美味しかったよー！」といった話などでも役立ちます。自分は「そこまででは……(^^;」と思っていたとしても、「うんうん、景色も凄くキレイだったよね」、「店員さんが丁寧で印象良かったね」などと言い換えると良いのです。

これらのお話は、全体的に見たらイマイチだとしても、部分的に良い所があるものだ。それをピックアップして話したら良い、ということになります。これは男女交際をする時に、

・お相手への不平不満ばかり言うようになってしまうか。

・「でも、この人には○○の良い点があるし(^^)」と良い点を見つめられるか。

ということにも、繋がっていくように思います（笑）

▼ お相手に好かれるための会話をしよう ▼

デートにおける会話は「相手に好かれるためにしている」とありました。2021年現在の恋愛教室では、「デートの目的はお相手に好かれるため」とハッキリ明言してある通りです！ その視点で考えると、デート中の会話は「いかに盛り上げるか」が大事なのです。

実際に僕自身、これまでのデートや合コン（飲み会）で一番気をつかっていたことは、「いかに盛り上げるか」でしたヨ！

では、最後に少し練習をしてみましょう。例えば、お相手が「サーフィンをするんだ！」「ダンスにハマってるの」と言ったときに、「自分はしたことないんだよね」と言ってしまうと、ココで会話が終わります。自分はしたことがない場合、どんな返答をしたら良いでしょうか？ ぜひ、考えてみてくださいね！

３

２

１

はい、答えの例です。

「へぇ！友達の○○さんも先週サーフィン行ったって言ってたよ～。すごい荷物で大変そうに見えるんだけど（笑）そんなに面白いの？？(^o^)」 ←興味深々な感じで。

「ダンス！ ウチの母さんがここ１０年以上ダンスにハマっててさ、ちょっと前にプロの免許まで取ってたよ（←ホント。僕の母です）。○○さんは、どれくらいやってるの？」

この例に限らず、前向きに会話が繋がれば正解です！ 返答が「すっ」と出てくるようになると実際の会話で使えますので、それを目標に練習してみてくださいね。

…………。

会話とは、意思を伝えるのみならず。

相手と信頼関係を築くため。極端に言うと、相手に好かれるためにしているのだ、ということを忘れないようにすると、あなたの周りに人が集まってくるようになると思いますよ。

▼ Ｐ．Ｓ．モテる一言、モテない一言 ▼

「ああ、この人は、だからモテるんだ」
「コイツ、かわいいなぁ」

そう思う一言を、言われたことはありませんか？

2007年3月1日の恋愛教室ＰＲＥＭＩＵＭは、今日の話を更に掘り下げて、日常会話の中から、モテる一言、モテない一言を探っていきたいと思います。

「週末は必ずサーフィンに出かけるんだよね」
「仕事の進め方がうまいよね」
「いつかは結婚したいと思うんだけどね（苦笑）」

こんな風に言われたときに、どう返すのがイイ女なのか？ 職場で好きな子が泣いていた。どう声をかけてあげるのがイイ男なのか？ エッチの後、どんな言葉をかけるのがモテる男なのか？ などなど、５つの具体例からお話してまいります。（もっと増える可能性大デス）

該当号はこちらです。
https://www.mag2.com/archives/P0000272/2007/03/

　　　　　　　　　　　　　　 written by Martin 2007.02.25 / 2021.07.19～21

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