jammin'Zeb(ジャミン・ゼブ)からの素敵なクリスマス ① - 文化・芸術全般 - 専門家プロファイル

舞踊家(クラシックバレエ) 元プロバレリーナ
東京都
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対象:文化・芸術

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jammin'Zeb(ジャミン・ゼブ)からの素敵なクリスマス ①

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私は一昨日21日に、本当に久し振りの渋谷に出向き、渋谷区文化総合センター大和田さくらホールで行われた jammin'Zebの「THE GIFT 2020」で、一足早いクリスマスを堪能して参りました♪

(*^^*) ~ ♡

 

 

最高の晴天に恵まれたこの日はとても気持ちが良く、居間に差し込む明るい朝陽を浴びながら、午前中は家事諸々を済ませ、私の健康に欠かせない半身浴とストレッチを行い、前日にチョイスした服を纏い、

 

さぁ、いざ出発!とエレベーターで一階に降りた所で、「あ!マスクするの忘れてる!」と気付き、慌てて部屋に戻ってマスクを装着。(笑)

 

駅まで走って無事に半蔵門線の電車にスムーズに乗れたものの、途中の駅で「次の駅で開閉扉の不具合が起きた為、点検をさせて頂いておりますので少々停車致します」とのアナウンスが。(ガーン!)

\(◎o◎)/!

 

それでも多少の余裕を持って出かけたので「大丈夫、間に合う」とリラックスしながら、電車が動くのを待ちました。思った以上に停車時間が長かったものの、「着いてから早歩きすれば大丈夫」と思っておりましたが、

 

久々の渋谷駅に降りたら、何だか雰囲気が前とかなり変わっていて、複雑な地下道が出来ていたりして、方向音痴の私はシンプルに西口の出口が分からず、

 

行ったり戻ったりしながら「とにかく何処からでも地上に出れば、方向は覚えているから大丈夫」と地上に出て会場方面に歩き出したものの、やはり地上も以前と全然風景が変わっていて、

 

「どうやったら、私の行きたい向こう側の道に行けるのか良く分からない」くらいに、全てが立体的になっていたので驚きでした。

 

前のままなら充分間に合う時間でしたが、私はこのままウロウロして時間をルーズするより「タクシーに乗ってしまおう」と思い、逆方向とは知りつつ目の前に来たタクシーに乗りました。

 

渋谷の街は道も複雑であった為、Uターンするにもかなり戻らないと右折できないという事で、かなりの遠回りに。しかも車もめちゃくちゃ混んでいて、沢山ある信号で待たされたりして、かなりの時間が経ってしまい、「あぁこのままだと、開演時間に間に合わないかも~~~ッ」と焦る私㋱。

 

時計を見ると開演7分前になっていて、会場に着いてからタクシー代の支払いや、会場の在る4階まで上がらなければならない事や、

 

そこから又コロナ対策の検温やら問診票の提出やらで掛かる時間を考えると「もうこれは遅刻は避けられない。もう無理だ。諦めよう」と悟り、そこで覚悟を決めました。

 

内心は「あ~、オープニング見たかったなぁ!でも夜の部も観るし、ま、いっか♪」とリラックスしている内に、後半はあれよあれよとスムーズに会場に到着!(※タクシーの運転手さん、ありがとう♡)

 

そのお陰で、ナント私は2分前に客席に座れていたという奇跡!(笑)

\(◎o◎)/!

 

…という事で、この日は自分の席に着いてからすぐ照明が落ちて、私は心臓バクバク状態のままオープニングを迎えるという、想定外のハプニングに見舞われたコンサートとなったのでございます。(笑)

(^^;;

 

 

 

では恒例により、ここからは実に正直で勝手気まま~な私の感想をお届け致します♪

(^^✿

 

尚、感じ方には個人差がございますので、今回もそこの所をご了承下さり、読んで頂けますと幸いでございます~♫

☆_(_☆_)_☆

 

 

 

尚、今回のライヴの素晴らしいバンドの皆様と、セットリストはこちらになります~☆彡

 

jammin’ Zeb Official.

http://jamminzeb.com/ より

 

jammin'Zeb【THE GIFT 2020】

with 友田ジュン(Pf)佐藤きりん(B)今村健太郎(Ds)中尾昌史(Key)

 

1.Christmas Eve
2.Silent Night
3.Carol of the Bells
4.Winter Wonderland
5.O Christmas Tree
6.Englishman in New York
7. Moonlight in Vermont
8.Palace
9.Can't Take My Eyes Off you

換気の為、15分休憩

10.最後の雨
11.Overjoyed
12.カッチーニのアベマリア
13.Hail Mary
14.Let it snow Let it snow Let it snow
15.祈り雪
16.joyful joyful
17.This Night
18.Peace on Earth

EC
19.When you wish upon a star
20.We Wish You a Merry Christmas

 

 

クリスマスソングも超似合う、彼らの"調和の取れた美しいハーモニー"は、もうどの曲であってもそれぞれ素敵で、

 

そしてそんな彼らにピッタリと調和する、素敵な音を紡ぎ奏でて下さる今回のバンドメンバーの皆様の"臨場感溢れる演奏"と共に、とても洗練された音楽の響きを、今回も私はたっぷり生で堪能する事が出来ました~☆彡

(*^^*) ~ ☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡

 

彼らは幅広いレパートリーと共に非常に表現力が豊かなので、いつもしっとり系から楽しいポップ系まで、色々な表情のクリスマスソングで私達を魅了して下さるので、観客としては本当に毎年楽しい限りでございます~♫

(^^✿

 

 

 

そんな中で"jammin’Zebのクリスマスソング"として私の中で絶対外せないのが、

 

彼らのプロデューサーでもあり、そして天才的な感覚を持たれたプロのJAZZピアニストでも在られる宮住俊介さんのアレンジメントによる「O Christmas Tree」です~☆彡

\(◎o◎)/~☆彡☆彡☆彡☆彡

 

以前にも申し上げた事がありましたが、この曲は「これ以上のものはもう無い」と思えるほど完璧なアレンジに仕上げられており、私の中では超・超お気に入りの一曲なのでございます♡

(*^^*) ~ ♡ ♡ ♡ ♡

 

子供の頃から慣れ親しんで来た「クリスマスツリー」という曲で、こんなに感動的なものは今まで私はお目に掛かった事は無いというほど、私に取ってはとても感動的な作品なのです。

 

多分それは、私がこの年齢になって感じられる「人生を生きる為の指針」みたいな力強いメッセージを、彼らの歌うこの曲から、勝手に拾ってしまうからなのかもしれません。

 

正に芸術の域に達した"大人向けのO Christmas Tree"に仕上がっていると私は感じて、聴く度に感動してしまうのだと思います。

( ・・) ~ ☆彡

 

 

   

 

その「O Christmas Tree」は、こちらのアルバム「jammin'Zeb Seasons Best Winter」に収録されています。

 

ちなみに私は昨年購入したこのCDを、今年の冬になるまで一度も聴かずに、12月になるまで敢えて我慢していました。(笑)それは季節感を味わいながら、この「O Christmas Tree」から受ける感動を堪能したいという思いからなのでございます。

 

そのくらい、私はこのアレンジが大好きだ♡という事なのでしょう。

(^^♡

 

 

そしてこの曲に続いて歌われた、映画の主題歌による「Englishman in New York」という曲も私は非常にお気に入りで、

 

こちらも「私は時代を間違えて、この惑星に早く生まれ過ぎたのではないか」といつも感じて生きて来た自分の人生を重ねて聴いてしまう曲として、凄く心に染み入って来るのだと勝手に感じています。

( ・・) ~ ☆彡☆彡☆彡☆彡

 

 

   

 

その「Englishman in New York」は、こちらのアルバムjammin'Zeb Your Songs Vol.3」に収録されています。こちらのアルバムには渋い大人向けの曲も沢山あって、

 

このジャケットの写真の様に「洗練されたヨーロッパの雰囲気」が漂う様な、とても素敵な一枚に仕上げられています。

(^^✿

 

 

 

そしてこの曲の次に歌われたのは、スティーヴさんがメインで歌われる「Moonlight in Vermont」という、バーモントという街の情景が、絵画の様に頭に浮かんで来る様なロマンティックな曲でした~☆彡

 

最近柔和な雰囲気を加味されたスティーヴさんの歌声が、この柔らかい曲にとてもマッチされていて、ほっこりと寛げる空間が会場に広がっておりました。

 

そして間奏の時に披露される、彼の得意技である「人間トロンボーン」を聴く度に、私は「人間の持つ楽器としての声の能力って無限に近いのだなぁ!」といつも感じてしまいます。

 

(※最初野外ライヴで彼らのハーモニーに初めて触れた後、暫くCDのみで彼らの音楽を聴いていた私はそうとは知らず「本物のトロンボーン」だと思っていたので、生のライヴを聴きに行く様になって「スティーヴさんの声だったの!?」と、ビックリした記憶があります)

\(◎o◎)/!!

 

 

 

そしてその後に歌われた曲は、「聴く度にどんどんコージローさんの歌声に感動が増す」としても話題になっている「Palace」という叙情的な曲でした~☆彡

 

(※今回のトークで分かった事ですが、この曲を歌っているコージローさんからインスピレーションを受けられたレンセイさんが、コージローさんをメインに「jammin'Zeb」向けのアレンジを考えられたというのが、この素晴らしいア・カペラが生まれた経緯らしいです)

 

私はこの曲の初披露の時から今まで、舞台で数回聴かせて頂いているのですが、今回もコージローさんの奥行きと深みの在る表現力と、それを支える他のメンバーの方達のハーモニーの調和はやはり圧巻!

 

今回も「今までのベストが又出た!」という感じでございました。(※それって本当に凄い事だと私は思っています)

\(◎o◎)/~☆彡☆彡☆彡

 

そしてこの後は、一部の最後の曲としてjamminのライヴでは定番の「Can't Take My Eyes Off you」で皆で大盛り上がりして、15分の休憩に入りました♪

(*^^*) ~ ♫♫♫

 

 

 

それではここからは、二部の感想に参ります♪

(^^✿

 

最近私はシモンさんの歌声に「ジ~ン」と来てしまう事がとても増えました。

 

今の彼から感じる事は、私が初めてお会いしたシモンさんとは別人かと思うほど、アーティストとして目覚ましい成長を遂げられたなぁという事でしょうか。

 

その彼がメインで歌われる「最後の雨」という曲も、私はこれまでに何回か拝聴させて頂いているのですが、今回聴いていた時、彼の創り上げるドラマの世界に自然に引き込まれている自分がおりました。

 

そして「本当に彼は素敵なアーティストに成られたなぁ!」と、改めてこの曲を歌う彼の瑞々しい感性から生まれるハートフルな感動を頂いた気が致しましたし、

 

彼はこれからも、この曲を大切に歌われて行くのだろうな~という事を私は感じました♡

( ・・) ~ ♡

 

 

 

次に歌われたjammin'Zebアレンジによる「Overjoyed」という素敵な曲は、このコロナ禍になる前にリリースされたこちらの「jammin'Zeb Seasons Best Spring」に収録されています。 

 

   

 

このアルバムがリリースされた直後にコロナ禍による「自粛生活」なるものを強いられる様になり、彼らのお披露目ライヴも中止を余儀なくされた為、

 

生で聴く事が叶わなかった一曲でもある「Overjoyed」という大人の恋を連想させるこの曲の中にも、偶然「palace」という歌詞が入っているのが面白いなぁと私は感じました~☆彡

 

 

 

あ、だからこのCDでは、こうして「palace(パレス)」をイメージされていたのですね?

なるほど♪(…と今頃。笑)

(^^✿

 

…という事で、今回のライヴで生で聴かせて頂けた「Overjoyed」では、色々な意味でとても複雑で感慨深いものを感じながら、私は堪能させて頂いたという次第です。

☆_(_☆_)_☆

 

そして次に続いた2曲「カッチーニのアベマリア」と「Hail Mary」は、どちらも「アベ・マリア」を称える曲という事で、彼らの持ち味である「清潔感」「品格」といった雰囲気が存分に生かされた選曲であったと思います。

 

ちなみに「聖母」というものを思う時、jamminの皆様はそれぞれどの様なイメージをお持ちなのでしょうかと思った私㋱でもございました。

( ・・) ~ ☆彡

 

 

 

次に歌われた「Let it snow Let it snow Let it snow」は、ほんわかと暖かく、そしてわくわくする様な楽しいクリスマスが連想されて私は大好きですし、

 

その次に歌われた彼らのオリジナル曲である「祈り雪」には、人としての彼らの美しい思いが込められており、いつ聴いてもジーンとさせられる一曲です~☆彡

( ・・) ~ ☆彡

 

 

 

そうして観客が「ジーン」とさせられた後は、ガラリと雰囲気を変えた「joyful joyful」が歌われました♫

 

この曲は「大胆な変化がうねりの様に続いて行く」という様な非常にパワフルで個性的な曲なので、一度聴いたらハマってしまう、正に「jamminの皆様のカッコ良さが満載!」となる一曲です。

 

その中でも、色々なジャンルの曲をオシャレなダンスと共に、いとも簡単に歌いこなしてしまわれる「レンセイさんの持ち味が存分に生かされる曲」でもあると私は感じておりますし、

 

又この曲を歌う時の彼らから発せられる、非常に開放的で若々しいエネルギーが会場全体に満ち溢れ、毎回歌われる度に、皆が"喜び"という生命力で包まれるという曲でもあります。

\(◎o◎)/~☆彡☆彡☆彡☆彡

 

 

 

そしてこの後は、又ガラリと雰囲気を変え、

 

大人でないと分からない複雑な思いを持ちながらも、男女がお互い惹かれて行く恋模様が描かれている「This Night」を、天才シンガーの名に相応しいレンセイさんが、今回もとてもハートフルに素敵に歌い上げられました♡

 

今の彼だからとても似合う。そんな風に私には思えた一曲でもあります~☆彡

( ・・) ~ ☆彡

 

 

 

そしてこのライヴコンサートの最後は、今の状況に一番相応しい「Peace on Earth」という、地球への平和への祈りを込めた彼らのオリジナル曲で締め括られました。

 

多くの日本人の方達は、このコロナ禍というものが実は世界戦争であるという事に気付いておられない様ですが、気付いている私に取っては、本当に心から地球の平和を祈る気持ちの中、今回のライヴを聴かせて頂いたという事もあり、

 

いつになく自分の強い希望と共に、この曲を聴いていた様に思います。

( ・・) ~ ☆彡☆彡☆彡☆彡

 

 

 

そしてアンコールは、クリスマスコンサートに相応しい「When you wish upon a star(星に願いを)」と「We Wish You a Merry Christmas」をア・カペラで歌って下さり、

 

彼らからの素敵なプレゼントである、今年のjammin'Zebのクリスマスライヴは幕を閉じました。

 

何時聴いても、彼らのライヴには感動させられる私㋱ですが、今回もとっても楽しい一日を過ごす事が出来て、本当に感謝致します♡

☆_(_☆_)_☆

 

ちなみにこれは余談になりますが、私は彼らの音楽の世界の波動がとても高いという事は、ライヴで拍手する時の自分の手の音からも分かります。自分でもビックリするくらいとても大きくクリアな音で響くからです。

\(◎o◎)/~☆彡☆彡☆彡☆彡

 

 

 

…という事で、今回も上手に彼らを褒め殺す事が出来たのではないかと勝手にホッとした所で(笑)、

 

それでは次回は「彼らのトークのやり取り」などから感じた私の勝手気まま~♪な感想を、例により気楽に大胆に、そして図々しく語りたいと思います♫(笑)

(^^ゞ

 

 

 

 

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舞踊家(クラシックバレエ) 元プロバレリーナ

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長年プリマとして国内外で活躍。現役引退後は後進の指導とバレエ作品の振付けに専念。バレエ衣裳や頭飾りを作り続けて得たセンスを生かし、自由な発想でのオリジナルデザインの洋服や小物等を作る事と読書が趣味。著書に「人生の奥行き」(文芸社) 2003年