- 大園 エリカ
- 舞踊家(クラシックバレエ) 元プロバレリーナ
- 東京都
- クラシックバレエ教師・振付家
昨日の安倍首相の会見、皆様はご覧になられましたか?
(^^ゞ
普段テレビを殆ど観なくなった私㋱ですが、昨日は久し振りにテレビの前に座って会見を拝見致しました。
( ・・) ~ ☆彡
今までにない引き締まった安倍総理大臣のお顔の変化も含め、そこから私は「これから私達日本国民は、徐々に普通の生活に戻って行ける流れに入った」という感じを受けました。
(^^✿
私はいつも「表に見えるもの」から、その表裏一体として存在する「裏に隠された見えないもの」にも目を向けるという習慣があるので、今回の会見も決して巷に多く見られる様な「短絡的なものの見方」はしないのですが、
今回のこの世界的狂騒曲から私が感じている事は、「今回のパンデミックは、実は私達が自分の内面を知る大きなチャンス」でもあるという事でしょうか。
( ・・) ~ ☆彡 or ★彡
今回もそうですが、この「パンデミック」というものが起きると、そこから脳が興奮状態になる人間が非常に多いという事からも、
殆どの人間というのは"不安"や"恐怖"から生まれる「怒り」という感情に、普段から無意識に支配されているという事が私は窺がえます。
\(◎o◎)/!
そしてこれは、例えば私達が普段している何気ない会話や、文字で何かを人に伝える内容からも知る事ができます。
会話をしている自分の口から発せられる言葉や、自分が発信している言葉に、どうぞ注意深く意識を傾けてみて下さい。
そこには自分の中に隠された"怒り"や"不平不満""疑心暗鬼"などから生まれる「否定的感情=否定的な表現」というものが、どれだけ含まれているでしょうか?
こうして自分を冷静に客観視する事で、私達は自分の中にどれだけ"怒り"というものが隠されているのかを知る事ができます。
(◎_◎;)
「自分を怒らせる出来事」は、一見「自分の外側で起こっている事」や「自分以外の人間」から生み出されている様に見えるのですが、
実はその"怒り"は、外の出来事によって炙り出された「元々自分の中にある罪悪感や自己否定」から生まれている感情なのです。
ですので、その方の自己否定度がどのくらいかというのは、その方の表現に含まれるネガティブな言葉のパーセンテージに見事に比例するのですが、
(※あれが好き、これは嫌い、あれは良い、あれは悪い、あれをしなさい、これをしちゃ駄目など。でも好きと同時に嫌いというものが生まれ、良いものと同時に悪いものというものが生み出されています)
そういう事に気付けていない方達が、この世にはまだ沢山いらっしゃるという事を私は感じます。
(^^;;
この世には「目に見えるものしか信じたがらない」という方達が非常に多いのですが、実はこの宇宙というのは、こうした"目に見えない意識"というものから生み出されているのです。
例えば私達が物質として目にするものも、「こういう物を作ろう」という"意識"を持った人のアイディアから生み出され、そこから具現化された物を私達は目にしているという事です。
つまり「それぞれ自分の目にする世界は、各々の意識によって生み出されている」という事です。
ですので、私達は同じ世界に生きていながら、全く違うものを見たり経験したりするのも、実はそういう「各自の意識」というものが大きく働いているからなのです。
具体的に言うと、「人から親切に扱われる事が多い人は、自分の中に自己否定や罪悪感を持っていない人」であり、「人から嫌な思いにさせられる事が多いという方は、無意識に自分の中に自己否定や罪悪感から来る怒りを持っている人」なのです。(※自分の中が表の世界に反映されます)
ここで大事なのは「自分の世界で具現化されるものは、表層意識で自分が思っている事からではない」というものを見破る知恵です。
自分の中に在る"無意識の怒りや自己否定"という、自分が普段意識できていない「無意識=潜在意識」という嘘の付けない部分が、自分の生きる世界に各々反映され、自分の現実を自分で創っているという事なのです。(※だからなかなか見破れないのですが…)
( ・・) ~ ☆彡
この誰もが平等に与えられている「自分の生きる世界で持てる最も大きなパワー」というのは、この自分で気付いていない"無意識=潜在意識"に在るのですが、
多くの方達は「無意識=気付かない」という事で眠ってしまっている為、それを活用できない事から、なかなかこの真実に気付く事ができないのですね。
だから「他者に不満を向ける=怒り」「自分の力ではどうしようもないと感じる無力感から来る拗ねる・イジケるという怒り」でものを見てしまう、つまり「邪見で世の中を見てしまう」という事から、
自分が表現しているものが自分の人生に現れる=自分を怒らせる物事にいつも遭遇してしまうとか、暴力や殺人などというものに関連するものを良く目にする=自分のフォーカスするものに自分の内面が現れているというカラクリですね。
\(◎o◎)/!
ちなみにこの世の中は、そういうカラクリを知り尽した者で支配されておりますから、こうした真理を気付かせない様な工夫が至る所で為されているという事実を知れば、
怒りや不安や不平不満を、自分の外の世界にぶつける感情的な表現をする自分や他者への観方というのも、自ずと変化して来るのではないかと私は思います。
☆_(_☆_)_☆
同じ世界に生きていても、何にフォーカスするかで、全然違った世界が観えて来ます♡
自分が見る外の世界は、それぞれ自分の心の鏡なのです。
( ・・) ~ ☆彡☆彡☆彡
世の中には、自分の中の感情的な不平不満や怒りを外に表現する事がカッコいい=正義と勘違いされている方も多い様ですが、
それは単に「自分の中に"火種として持っている怒り"を外にぶつける」というストレス解消行為に、本人が快感を得ているだけである事も多く、
又それが自分同様、そういう事に目覚めていない人達の「不安や怒りを煽る行為」にも成っている事にお気付きでない方が多い様です。
(・。・;
「自分はどういう世界に生きたいか?」を決めるのは、各自"自分"ですから、私はそういうものでご自分を表現される方達を、友人には選びたくないかも~~~。
(^^;
ちなみに、これとは真逆な「現実逃避のお花畑」の稚拙な方々も、実はこういう方達よりも、もっと無意識な"無知から生まれる自覚無き怒り"を中に溜めている事が多いので、やっぱり友人には選ばないかも~~~。(笑)
(^^ゞ
この世のこういう「かくれんぼ」を見破れる"知性を持った愛のある方達"と、私はお友達になりたいなぁ♡
(^^✿
不安や恐怖という意識を持った個々が集団になった時、その波動の重さから生まれる物凄いパワーは、それを現実化させる力を持ってしまうので、
私は自分の意識には、いつも細心の注意を払います。
(^^✿✿✿
つまり本当は「こうあって欲しい」という事を、自分の中の不安や怒り、無力感やイジケ心から生まれる「こうなったらどうしよう」「こうあって欲しくない」というネガティブに置き換える事なく、
「自分は自分の生きている世界を、どういう世界にしたいのか?」「本当はどう在って欲しいのか?」という事に率直に意識を向け、それを自分の表現するツールとして使いたいという事です。
☆_(_☆_)_☆
このコラムの執筆専門家
- 大園 エリカ
- (東京都 / クラシックバレエ教師・振付家)
- 舞踊家(クラシックバレエ) 元プロバレリーナ
natural & elegance
長年プリマとして国内外で活躍。現役引退後は後進の指導とバレエ作品の振付けに専念。バレエ衣裳や頭飾りを作り続けて得たセンスを生かし、自由な発想でのオリジナルデザインの洋服や小物等を作る事と読書が趣味。著書に「人生の奥行き」(文芸社) 2003年