「情熱的」である事と「興奮症」とは似て非なるもの - 文化・芸術全般 - 専門家プロファイル

舞踊家(クラシックバレエ) 元プロバレリーナ
東京都
クラシックバレエ教師・振付家

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「情熱的」である事と「興奮症」とは似て非なるもの

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皆様は「情熱的」であるという事と、「興奮症」の違いをご存知でしょうか?

 

私は情熱的な方=知性的でありながら、子供の様な純粋性を失わない方達には大変魅力を感じますが、「興奮症」の方達からは知性が感じられない事が多いので、あまり魅力を感じません。

(^^;

 

私が「情熱的」な方達から魅力を感じるのは何故かというと、それはその方の根底にハートから来る純粋さが存在するからであり、

 

そこに長年の努力や鍛錬という精進から育まれる「知性」と「忍耐力」というものが備わった方であればあるほど、人としての魅力は更にどんどん増して行くものであると感じますが、

 

 

 

その反面、常にやたら忙しがる事を好み、それを表に派手にアピールする事で他者の気を引き、自分中心に周囲を巻き込もうとする様な「興奮症」の方をお見掛けすると、

 

私の目には、そういう方はご自分を客観視される余裕がない=ご自分の感情をコントロールする知性というものを感じられない事が多い為か、正直あまり素敵に見えませんし、

 

そういう方のワサワサしたオーラから生まれる行為というのは、実は一人で空回りされている事も多く、そうして彼らは常に"忙しさ"というものを、休む事無く自分で次から次へと生んでいるのですから、

 

その「自ら生み出す意味のない過剰な忙しさ」でもって自らを縛り、「意味のない行き過ぎた焦燥感」に彼らが絶えず駆られてしまうというのは、私からしたら当然という感じです。

"(-""-)"

 

 

 

ちなみに「焦っても焦らなくても、集中してやるべき事は一緒」というのをポリシーにしている私は、そういう方達には非常に自分との温度差と言うか、違和感を感じてしまう事も多いので、

 

そういう知性に欠けた行為を好まれる興奮症の方=大人として冷静さを欠いた稚拙な方というのを拝見してしまうと、逆に凄くクールに冷めてしまうタイプです。(笑)

 

…かと言って、何に対しても理論的過ぎて、冷たく感情がない様な方達というのも、人間的な温かみを感じられないので私は魅力をあまり感じませんが…。(※情熱的な方というのは、内に熱いものを秘めているものですし、必要な時には自分の感情や思いを健全に表に表現されるものです♪)

( ・・) ・・・

 

 

つまり何事もバランスなのだと思いますが、

 

いずれにしても、稚拙さや未熟さ、そして人によってはそこに偽善的な雰囲気さえも醸し出す「興奮症」という知性に欠けた行為を、「情熱的」であるとか「熱心」であると履き違えていらっしゃる方達に対しては、私は正直魅力を感じた事はないのです。

(・_・;)

 

 

 

それは何故かというと、「興奮症」の方達というのは、無意識に「恐怖心」、又そこから生まれる「無意識の怒り」というネガティブエネルギーを原動力として生きていらっしゃる事が私には視えてしまうからなのです。

 

一方「情熱的」な方達の原動力というのは、そういう興奮症の方達とは対照的に「好きだから、自分がしたくてする」「それをしていると楽しい」というシンプルなものであったり、「必要だから行う」「自分や他者への慈愛や慈悲」というポジティブなものなので、

 

そういう方達の行為というのは、自動的に周囲にもやる気を出させる"良い氣"を同時に生み出しますから、それが私に取っての「本当に優秀な方かどうか」のバロメーターになっています。

(^^✿

 

 

 

恐怖心を原動力にされる「興奮症」の方達が生み出すものというのは、必然的に必要以上の「焦り」「急かす」「煽る」というネガティブな心理状態や行為を、常に周りに撒き散らす事にも繋がっておりますから、

 

そういうカラクリに気付いていない人達の氣を下げて、結果周囲の方達のやる気を削いでいたり(※気付いている者は、そういうネガティブな波動には巻き込まれませんが)、周囲の人達を疲れさせる行為にも繋がっている=エナジーバンパイアに成ってしまっているのですが、

 

ご本人にはその自覚が全くないというのが、実は大半なのですね。

 

それは何故かというと、こういうネガティブなものを原動力にされる方達には、実は「自分がいかに仕事ができるか」「どれだけ自分は頭が良いのか」というのを周囲に誇示したいという、ご自分では無意識な業=強いエゴが在るからです。 

 

ちなみにこういう方達に共通するのは、「シンプルな事をわざわざ複雑にする」という無理無駄を数多く生み出す発想や行為が非常に多いですので、皆様もそういうものに巻き込まれずに、自分の心をいつもしっかり健全に保つ為にも、是非バロメーターにされると良いと思います。

 

エゴが削げ落ちた方達には無意味な無理無駄というものが無く、常に合理的なシンプルさを好みますので、それがバロメーターです♪

(*^^*) ~ ☆彡

 

世の中には色々な価値観を持った方がおりますが、この世で一番大事な事は「真理」というものに心を開き、どの様な方達といても、常に「自分の心は自分で守る=心の健康を維持し続ける」という事だと私は思っているのです♪

☆_(_☆_)_☆

 

 

 

 

 

情熱の象徴と言えば、思い浮かぶのはバラの花ですね!

ちなみに私は派手派手しい赤よりも、柔らか味の在る赤や、深味の在るシックな赤が好きデス♡

(*^^*) ~ ♡

 

 

 

皆様が日頃、ご自分の原動力とされているものは何ですか?

(^^✿

 

ちなみに「興奮症」の方というのは、自分と同じ興奮症の方といたり、そういう自分の放つワサワサしたネガティブな波動に無意識に巻き込まれる方達といると、エネルギーを得る事ができるので居心地が良く大変エネルギッシュになる様ですが、

 

自分に中心を持っていて、そういうものを見破り巻き込まれない者からはエネルギーを吸い取る事ができない為に、真に「情熱的」でポジティブなエネルギーを原動力にする人といると、逆に彼らは「自分の気が下がる」と感じてしまうというのも面白い特徴ですし、

 

エネルギーが奪えない相手に対しては、常に苛立ちを隠せず、非常に感情的になるというのも彼らに共通した特徴の様です。

(^^ゞ

 

 

反対に情熱的な方というのは、自分と同じポジティブで情熱的な方と一緒にいると、お互いのエネルギー交換が自動的に起こるので、お互いの氣を上げ合うのです。

 

そこからは非常に明るく軽い波動が生まれますので、それが周囲の人達に影響を与え、氣を上げる=自然にやる気を引き出すという現象が起きてしまうものなのです。

 

何故なら、真に情熱的な方というのはエゴが削げ落ちている分、高い波動を放っているからです。

( ・・) ~ ☆彡☆彡☆彡

 

 

この世には「高い波動の者は、低い波動の者に影響を与える事はできるが、低い波動の者は、高い波動の者に影響を与える事はできない」という宇宙の法則があるので、

 

真に人に影響を与えられる人というのは、本人は無意識であっても、実はその存在だけで人の意識を変えてしまうとか、人が勝手に何かに気付いて行くという様な現象を引き起こしてしまうパワーを持っているのです。

(*^^*) ~ ☆彡☆彡☆彡

 

何故ならそこには「人をコントロール支配しよう」というものが無いので、他者にエネルギーを与える事はあっても、奪う事がないからです。

(^^✿

 

 

 

ちなみに私に取って、「真の情熱を内に秘めた魅力的な人」とは、その様な存在の方々です♡

☆_(_☆_)_☆

 

 

 

 

 

 

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(東京都 / クラシックバレエ教師・振付家)
舞踊家(クラシックバレエ) 元プロバレリーナ

natural & elegance

長年プリマとして国内外で活躍。現役引退後は後進の指導とバレエ作品の振付けに専念。バレエ衣裳や頭飾りを作り続けて得たセンスを生かし、自由な発想でのオリジナルデザインの洋服や小物等を作る事と読書が趣味。著書に「人生の奥行き」(文芸社) 2003年