今回の「大奥」《最終章》と銘打つには拍子抜け - 文化・芸術全般 - 専門家プロファイル

舞踊家(クラシックバレエ) 元プロバレリーナ
東京都
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今回の「大奥」《最終章》と銘打つには拍子抜け

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先日「再放送されていると必ず観てしまう「大奥」」で、私には珍しく番宣をさせて頂いた「大奥」。(笑)

 

その楽しみにしていた久し振りの「大奥《最終章》」を昨夜観させて頂きましたが、特に今回主要な役を演じられた女優陣には、正直私はあまり魅力が感じられませんでした。

"(-""-)"

 

これは主要な役者の方達のみならず、今回の子役達にも言えるのですが、何か表面的というか、顔だけの演技というか、外側ばかりを気にされた深みの無い薄っぺらい演技に終始されている様な感じで、

 

以前の「大奥」の様に私の魂にズン!と響いて来る様な事は、今回残念ながらありませんでした。(※今回は男優さんの方が、深みのある演技をされていた様に思います)

 

ですので、逆に以前の「大奥」に出演されておられた方々(※子役も含む)が、いかに素晴らしい女優・俳優さんが多かったかというのを実感させられた今回の「大奥」でもありましたし、

 

今回後半に、粋な計らいと遊び心で浅野ゆう子さんと北村一輝さんが特別出演されていた短いシーンの方が、存在感があって印象が強く残った感じかもしれません。

( ・・) ~ ☆彡

 

下手な役者さんというのは、カメラを意識して演技をしているという拙さが観ている側に分かってしまいますし、目線の使い方も下手なので、観ている方が恥ずかしくなるというか、全然気持ちが入って行けなくなるのですよね~。
(^^;;

 

ですので私は「以前の『大奥』に出演されていたあの女優さんが、今回のこの役を演じたら…」という思いが正直沢山出て来てしまい、

 

何だか《最終章》と銘打つには拍子抜けの、今までで一番残念な「大奥」になってしまったというのが、正直な感想でございました。

☆_(_☆_)_☆

 

 

 

 

 

今回の「大奥」には"迫真"と言えるほどの名シーンが皆無で、私的にはちょっとがっかりさせられた「大奥」になってしまいました。

( ・・) ~ ★

 

 

 

 

 

 

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カテゴリ このコラムの執筆専門家

(東京都 / クラシックバレエ教師・振付家)
舞踊家(クラシックバレエ) 元プロバレリーナ

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長年プリマとして国内外で活躍。現役引退後は後進の指導とバレエ作品の振付けに専念。バレエ衣裳や頭飾りを作り続けて得たセンスを生かし、自由な発想でのオリジナルデザインの洋服や小物等を作る事と読書が趣味。著書に「人生の奥行き」(文芸社) 2003年