自意識過剰なナルシストを治すお薬♡ - 文化・芸術全般 - 専門家プロファイル

舞踊家(クラシックバレエ) 元プロバレリーナ
東京都
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自意識過剰なナルシストを治すお薬♡

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どこの世界にも"自分の眼に映る世界"を、全ての人達の中心でもあるかの様に、何かを勘違いされて生きておられる「自意識過剰なナルシスト」という方達が生息していらっしゃる様でございますが、


今回はそんな心の病を持たれた方達向けに処方された、ちょっぴり(かなり?)苦いOSHOのお薬メッセージをお届け致しましょう♫

(^^✿




OSHO

 

 

世界は別にあなたのために存在しているのではない。

誰もあなたのエゴなどに構っていない。 誰一人だ。

あなたが居ようと居まいと、何の変わりも無い。 

 

 

あなたはまさに一つの波だ。 

波は来ては去る。 

大海はそれに関わっていない。 

 

 

ところが、あなたは自分のことをたいへん重要だと思っている。 

エゴを溶かしたいと思うなら、まずこの事実を認識することだ。 

自分のエゴイスティックな構造を去らない限り、 

真実を観ることはできない。 

 

 

エゴというものは、あなたの見るもの全て、知覚するもの全てをゆがめる。 

エゴは自らの利益のために、すべてを操作しようとする。 

しかし、エゴの利益となるものは何も無い。 

なぜなら、真実が虚偽を支えるわけがないからだ。 

 

 

そもそも真実は、"存在しないもの"を決して支えない。 

エゴというのは、この世で最も不可能なものであり、最大の虚偽だ。 

それは存在しない。 

それはあなたの創造物、想像的な創造物だ。 

 

 

真実は決してそれを支えない。 

真実はつねにそれを粉砕し、常に破壊する。 

エゴが真実に抵触するようなことがあると、 

真実はつねに衝撃として現れる。 

 

 

この衝撃は、絶えず現れてはエゴを破壊する。  

そこでこの衝撃から自分を守るため、 

あなたはだんだん真実を直視しなくなる。 

あなたはエゴを失う替りに真実を直視しなくなる。 

 

 

そしてエゴのまわりに偽りの世界を作りあげ、それを真実だと考える。 

そして自分の世界に住み、真実の世界とは接触を持たなくなる―― 

持つことができない。 

 

 

怖いからだ。 

そしてエゴの温室の中に住む。 

そこには恐怖がある。 

 

 

真実に接触したら、いつエゴが破壊されるか分からない。 

だから真実に接触しないほうがいい…… 

この不可能なエゴを防御し守る為に私達は絶えず真実から逃げる。 

 

 

なぜ私はエゴを「不可能」と呼ぶのか? 

なぜエゴを「偽り」と言うのか? 

この点を良く理解するように! 

 

 

真実はひとつだ。 

真実はひとつの全体として存在する。 

 

 

あなたはただ一人では存在できない。 

どうして存在できるだろう?  

もし樹々が存在しなかったら、あなたは存在できない。 

 

 

樹々は、人に酸素を供給している。 

空気がもし消え失せたら、あなたは死ぬしかない。 

空気は人に生気と命を与えている。 

 

 

太陽がもし消え去ったら、あなたはもうここに居なくなる。 

太陽の熱や光線それはあなたの生命だ。 

 

 

生は宇宙的な全体性として在る。 

あなたは一人ではない。 

一人では存在できない。 

あなたが存在するのはひとつの世界の内だ。 

 

 

決して、個別的、分離的、孤立的な存在として存在しているのではない。 

宇宙的全体の中の一つの波として存在し、相互に密接に関係している。 

 

 

ところが、エゴの与える感覚は個別的分離的孤立的なものだ。 

エゴのせいで貴方は、自分が孤島であるかのように感じる。 

しかし、あなたは孤島ではない。

 

 

だからこそ、エゴは偽りなのだ。 

エゴは非真実だ。 

そして真実は決してエゴを支えない。

 

 

 

 

     

               「ナルキッソス(ナルシス)」                                   ナルシスの象徴「水仙」

          ジュラ・ベンツ―ル (1844~1920)  




「自分を愛する事」と、「自分に酔い痴れる事 」とは似て非なるもの。


それを混同してしまうと、傍から見ていて実に恥ずかし~~~いお姿にも成り得るのが、この「自分に酔い痴れるナルシスト」さん達でございますね~。

(^^;;




真に"自分を愛する人"は、常に自分や他者の事実を客観視できる知性を持ちますから、自分が成して来た事に対して自信を持たれる事には説得力があり、自他共に違和感のないもの=カッコ良いものになりますが、


"自分に酔い痴れる人"は、自分に対しても他人に対しても、どこかピントがずれている盲目的な方達なので、関心のない者に取っては、何やら騒がしい"鬱陶しさ"を感じてしまう存在に成ってしまう場合も多々あるという事には気付けない方達なのですね~。

(・。・;




ナルシストの方達の心の奥底に在るものは、実は愛情飢餓から来る「皆こっちを向いて~~~ッ!私を見てッッ!!スゴイって認めて~~~ッッッ!!!」という心理であり、その"自分の事で精一杯"な事から来る激しく盲目的な自己顕示欲なのですが、


それを分からない様に、表をキレイ~~~☆彡にお化粧して見せる事も得意な方達です。(※視えている者には、大変恥ずかしい厚化粧にしか見えないのですが…)

(^^;;




ちなみにそんな方達に向けて、美輪明宏さんの"鶴の一声"的な痛烈な名言がございます。


それは…



 

「世の中の人は、あなたのことをそんなに注目してはいません」


       \(◎o◎)/!\(◎o◎)/!\(◎o◎)/!\(◎o◎)/!\(◎o◎)/!


                     です!(笑)

                                                          \(◎o◎)/!



ちなみに私はこれを目にした時には、その痛快さに涙が出るほど笑ってしまいましたが、

皆様は???

(^^ゞ


もし笑えない方がおりましたら、その方はかなり重症な「ナルシスト」である可能性がございますので、処方された苦~~~いお薬を飲まれる事を私はお勧め致します。(笑)

(・・;)







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(東京都 / クラシックバレエ教師・振付家)
舞踊家(クラシックバレエ) 元プロバレリーナ

natural & elegance

長年プリマとして国内外で活躍。現役引退後は後進の指導とバレエ作品の振付けに専念。バレエ衣裳や頭飾りを作り続けて得たセンスを生かし、自由な発想でのオリジナルデザインの洋服や小物等を作る事と読書が趣味。著書に「人生の奥行き」(文芸社) 2003年