年の差婚てどう？歳の差婚について婚活のプロ佐竹悦子が解説

歳の差婚も、結婚のひとつの素敵な形として、当たり前に受け入れられるようになってきました。

「歳の差婚ブーム！」という感じではなく、「好きになった人がたまたま年上だった、年下だった」という自然な感じで結婚する人が増えてきているように思います。

婚活の場でめぐりあい、20代女性が年上の40代男性と結婚するケースも増えてきています。

10～20歳も年上の男性と結婚する理由は何なのでしょうか？

「同年代の男性にはない包容力、落ち着きが魅力」という声をよく聞きます。

しかし。その魅力が、彼本人が持つ輝きなのかどうかをよく見極めないといけません。

あなたが物足りなく思う20代男性だって、40代になれば、年相応の包容力、落ち着きを身につけられるのかもしれないのです。

「歳の差」のデメリット…夫が先に死んでしまう可能性が高い、子供に一番お金がかかるときに夫はもう定年退職しているなどを覆すほどの魅力がある男性と婚活の場で出会えたのであれば、思い切って交際に踏み切ることをお勧めします。

「歳の差婚」の場合、夫は妻のことをどのように見ているのでしょうか？

自分と対等なひとりの人間？若くて未熟だから自分が教えさとしてあげなければいけないか弱い存在？

「歳の差」がある場合は特に、婚活の場で出会ったそのときから、彼があなたを対等なひとりの人間として扱ってくれるのか、よく見極めるべきでしょう。

「人生経験や知識が豊富な彼に、行く道を指し示してもらう」結婚生活は、幸せでしょうか？

そのような結婚生活を望んでいる年上男性は多いと思いますが…。

婚活の場で出会ったそのときにはわからない…結婚してはじめて気づくこと。

結婚後は、大事な局面で、ふたりで意見を戦わせ、何とか一致する点を見つけ、大きな決断を下す…こんなことが何度も何度も起こるのです。

家の購入、子供を持つかどうか、子供の教育、転職するかしないか、親の介護…まだまだあるでしょう。

そんなとき、対等な立場で意見を戦わせることができるような関係でないと、自分の人生が自分のものでないように感じられると思うのです。

結婚前の婚活期間中に、彼と意見を言い合う習慣をつけておくといいかもしれません。

例えば、TVのニュースを話題にして、このニュースをどう思うかお互いに意見を言い合うんです。

「なんだい、理屈っぽい女だな」と感じる男性もいるかもしれません。

しかし、心ある男性であれば「これから結婚する人とはいろいろ話しておきたいから、とことん話そう」と思ってくれると思いますよ。機会があれば、ぜひ試してみてくださいね！