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[2928] あき
社内恋愛の彼について相談です。
彼とは約１年半の付き合いですが、半年過ぎてからプライベートで会うことがなくなりました。連絡したら返事はくれます。彼が電話番号を聞いてきてくれたのがキッカケでLINEを始め、お盆休みに私からデートに誘って当日キスまでしました。次のデートで交際が始まりました。（※2016年8月のお盆ということですね）
最初の数ヶ月は休みの殆どデートして、断ったり仕事中に他の男性と談笑すると彼は不機嫌になりました。すぐ「もう嫌い」「別れる」と言われてたしなめたり、数日間無視されることも多かったです。デートは行きたい場所に連れて行ってくれ、送り迎えやお金の負担など、申し訳ないくらいとてもよくしてくれました。
それが半年を過ぎてからパッタリなくなり、私からデートやごはんに誘っても断られるようになりました。クリスマスや年末年始、お互いの誕生日も何もせず過ぎていきました。
ちょうど彼は異動があり仕事の責任が増え、心境の変化があったのかも知れません。彼の仕事は滅多に定時では帰れず、一時期は無給の休日出勤もしており発熱など体調不良になっていました。頑張る彼を心配して「働きすぎ」と言いましたが、水を差したらしく「めんどくさい」と一蹴されてしまいました。
情けないことに私は現在までに何度か彼を感情的に責めてしまっています。「好きな人がいるなら、私のことが負担なら別れてもいい、いい加減ハッキリして」とLINEしても曖昧、もしくは返事がありません。他愛もない内容のラインをしたら普通に返ってきます。
私がひとりで怒って責めて、落ち着いて平常心になるの繰り返しです。彼は一体どんな心理なのでしょうか。また思い詰めて耐えられなくなり、彼の信頼を失ってしまうかも知れないのなら別れた方がいいのではないかとも思います。よろしくお願いいたします。
あきさん
こんにちは、マーチンです。
ご相談拝見いたしました。
はい、ちょっと厳しい意見になりますが、あきさんは、色々ズレておられると感じました。それを改善していくことが大切です。問題解決をする際に、まず最初にすべきは「正しい現状把握」です。その視点でご相談を拝見しますと、
> 彼とは約１年半の付き合いですが、半年過ぎてから
> プライベートで会うことがなくなりました。
それはもう、残念ながら交際は終わっている……ということです。
これはその後に続く説明にもありましたように、
> クリスマスや年末年始、お互いの誕生日も何もせず過ぎていきました。
こちらからもわかります。こういったイベントをスルーするようでは、付き合っているとは言えません。なので、「１年前に終わっている」という認識を持つことが必要です。そうしないと、今回お話する全ての出発点がズレてしまいます。例えば「彼は一体どんな心理なのでしょうか」という質問がありましたが、これも今更すぎるお話になるのです（現状に則していない質問になっている）。
では、どうして交際半年で終わってしまったのか？ そこを考えて改善していくことが、今後のための前向きな反省になりますので、こちらについて、お話していきたいと思います。
まず、最終的な理由からお話しますと、他に好きな女性ができたのだろうと思います。でないと、「会おうと思えばすぐに会える環境」にいながら、会わない理由がありません。男性から女性を手放す時は、次の２つしかないのです。
１．もう本当にイヤになった時。付き合うメリットがない時。
２．嫌いになったわけではないが、他に好きな女性ができた時。（＝会いたいと思わなくなった時）
※遠距離で自然消滅になる時もありますが、これはお互い様なので入れていません。
今回は１ではないので、２の可能性が高いわけです。
（嫌われているとは思えないし、会おうと思えばすぐに会えてエッチもできるのでメリットはある）
では、どうして２になってしまったのか？ ご相談の状況から考えますと、彼に甘えすぎていたのではないだろうかと感じられました。特にデートの送り迎えや、お金の面です。「申し訳ないくらいとてもよくしてくれた」というお話から、特にお返しをしていないように感じます。これでは長続きしなくなります。
いい男、いい女は、例外なくお金を出します。
この法則を覚えておきましょう。
＜注意＞
お金を出さない＝「いい男、いい女ではない」と言い切れますが、
お金を出す＝「いい男、いい女」ではありません。ここは要注意です。
また、実際にやってみるとわかりますが、送り迎えもかなりの負担になります。３０分の距離でも往復すると１時間、これを送り迎えすると２時間の負担になるのです。（片道１時間だと、４時間です！）
そして、これを「ありがとう」でしか返してくれない女性の場合、それにかかる交通費も出してはくれませんので、時間お金共に負担が大きくなるのです。あと、あきさんは気遣いの仕方もズレていると感じました。
> 一時期は無給の休日出勤もしており発熱など体調不良になっていました。
> 頑張る彼を心配して「働きすぎ」と言いましたが、水を差したらしく
> 「めんどくさい」と一蹴されてしまいました。
そりゃ、そうなるでしょう……と感じました。「働きすぎ」なんて、グチを彼にぶつけているだけですので、これで心配しているつもりだったなら、かなりズレています。ちなみに、「お大事に」「無理しないでね」などでも、ほとんど無意味です。薬や栄養ドリンクを差し入れする、彼の好物を差し入れする、お見舞いに行く。こういった「本当に役立つ行動」をすることが、本当の気遣いをするコツです。
本当の気遣いは、＜１＞行動 、＜２＞モノ でしか示すことができません。
この法則も覚えておきましょう。
> 彼は異動があり仕事の責任が増え、心境の変化があったのかもしれません。
いえ、そうではありませんよ。仕事が理由で付き合えなくなることは絶対にありませんので、そこもズレないようにしましょう。仕事が忙しくても、付き合いたいなら付き合います。仕事が忙しいと言われて会えなくなるなら、「そこまでして会おうと思わない」ということです。（自分への気持ちがないことが本質的な原因）
もしも異動がキッカケになったとするなら、そこで知り合った新しい女性に気持ちがいってしまった可能性が高いと思います。
> また思い詰めて耐えられなくなり、彼の信頼を失ってしまうかも知れないのなら
> 別れた方がいいのではないかとも思います。よろしくお願いいたします。
これは「どうせ落ちるなら、試験を受けずに放棄した方が良いのではないか」という議論と同じですね。よくない発想だと思います。またこれは、自分の悪い点を認めながら、それを改善しようとしていないことになります。そういう点が、彼が離れていった本質的な部分になるように感じられました。
このままでは、誰と付き合っても同じことになる可能性が高いと思います。ぜひ、そうならないように今回の恋を、これからに繋げて頂けたらと思います。
この度は、ご相談頂きありがとうございました。
2018/03/25 wrote
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このコラムの執筆専門家
- マーチン
- （東京都 / 恋愛アドバイザー）
- 恋愛クリエイション 恋愛カウンセラー、作家
素直にまっすぐ、真心をもって恋しよう。
－「カケヒキをして幸せになれました。これからもカケヒキ頑張ります！」そんな話を一度でも聞いたことがありますか－ 恋愛に王道あり。それは素直にまっすぐ真心を持って接していくこと。あなたも「ありがとう法」で幸せになりましょう。
