自分が経験した事は全て血肉となり、魂のエッセンスとしての霊性に繋がって行く - 文化・芸術全般 - 専門家プロファイル

舞踊家(クラシックバレエ) 元プロバレリーナ
東京都
クラシックバレエ教師・振付家

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対象:文化・芸術

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自分が経験した事は全て血肉となり、魂のエッセンスとしての霊性に繋がって行く

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今回のコラムも、先日お伝えした事に繋がるお話しになるのですが…。

 

最近「演劇」というものを始め、新たな人達と接する機会も増える中、私は改めて自分の人生の中で磨かれて来た"波動を読む力(=霊感)"というものを自分自身で再確認する機会が増しており、改めてそれを自分の中に実感する日々を過ごしています。

☆_(_☆_)_☆

 

"霊感"というものは、実は人間であれば誰しもが元々持っている才能なのですが、人間が動物と違う所は、その持って生まれたものを「自分自身を磨く事で高めて行く事ができる」という事実です。

 

つまり自分の霊性を高める事で、自分の中に元々持っている霊感を、更に優れた霊感(=波動を読む)という力に自分で育てて行けるという訳ですね。そしてこれはどの様な道であっても「極めれば可能」であると私自身は思っています。

 

(※それは日本の文化である神道の「惟神(かんながら)」=「特別でない普通の日常を、感謝で丁寧に生き切る」という事を日々実践すれば、心からの理解に至る事ができるという事でもあるのです)

 

但しそこには、その方の元々持って生まれた感性(霊性・霊格)というものが大きく関わっても来るものであるとも私は思います。だから人間の人生は"楽しく努力する=自分がしたいと思う分野でそれぞれが自分の霊性を磨いて行く"という事が大事になるのですね!

(^^♡

 

ちなみに、人でも書物でも何でも、同じものを見たり読んだりした時に「どこにスポットを当てて観るのか?」という事がその方の霊性を知る大きなポイントになり、又そこが現在の自分を知るバロメーターにもなるという事なのです。

 

つまり究極は「どなたであっても努力を継続し、良質なものに極めて行けば磨かれる霊性」というものでもありますが、皆様と同様に私自身も"自分自身の中に培って来たもの"は、私しか知らない私自身の人生からしか語る事ができないので、実際に私が実感できている一つの"実例"として、こうして語らせて頂く訳なのですが、

 

私が自分の中に現在財産として有るもの(磨かれた霊感=波動を読む力)は、私が40年間現役として精進し続けて来た道である、世界的にも最高峰の芸術と言われる「クラシックバレエ(=プロフェッショナルの世界)」というものを通して培う事ができたという事が大きいという確信が、現在の私の中には揺るぎなく在るという事です。

 

"霊性"というものは、自分のエゴを削げば削ぐほどに磨かれて行きます。つまり自分の私情でものを見なくなった時に初めて持てる眼でもあるのです。(※仏教では、これを「正見=自分の私情を交えず正しくもの観る」という言葉で表します)

 

そしてこの"自分の眼=感覚"というものは、自分が精進し続ける中から生まれる財産ですので、他者がそれを奪う事も、又変える事もできない"自分の中に確固たるもの"として、自分を信じ切れる=自分の個性を知り、それを世の中に役立てるという事に繋がって行くという事です。

 

(※迷いのない"本物の自信や確信"とは、自分の中のエゴに気付き、それが自然に削ぎ落ちてしまった人間しか持てないものであると言われます)

 

これは、私が15年前に書かせて頂いた自著の冒頭に書かせて頂いた事でもあるのですが、「私にしかできない生き方。私だからできる生き方。それは全ての人が持っています。勿論、私自身も持っています」という事に尽きるのです。

 

そしてこの道は、人間が真摯に求め、自分の得意分野で精進し続けて行けば、全ての方がいつかは最後はそこに辿り着くものだと私は思っています。

(^^✿

 

ちなみに私は現在バレリーナとしての現役は終えておりますが、私の中に蓄えられた実践経験から得られた心身の財産は、間違いなく現在の私の血肉と成っており、そこから磨かれた霊性というものは、私が心の洗濯=努力を怠らない限り、失う事はないのです。

 

そしてそういう事を理解した人間は、常に"今の自分"で勝負している訳ですので、(…って本当は私達人間の人生は"勝ち負け"ではないのですが、多くの方はこの様な表現の方が分かり易い様ですので、敢えてこういう表現をさせて頂きます)

 

そこに来れた人間は「昔の栄光に縋(すが)り付く」という事など必要なく(※何故なら、若い時より今の自分の方が、更に成長し霊性が磨かれているからです)、

 

又現在自分と同じ様に生きている人間に対して、「あなたは過去の人だから語る資格はない=自分は現役だから語る資格がある」などという様な狭い視野から勘違いをする"心無い人間"に成るという事もなく、年を取る事を怖れたり、死を怖れる事もありません。

 

(※その様な貧しい考え方をされる方達も、又高い霊性を持つと言われる様な方達も、人間である以上は必ず皆例外なく年を取り(リタイア含む)、死んで行く」という現実があります)

 

ちなみにこの様な心貧しいものの見方は、昔からマスコミやメディアなどを始めとした社会でも良く見られますが、その様に人間というものを見る方達というのは、お金の絡んだ「ビジネス」というものでしか"人の働き"というものを見る事ができない、大変視野の狭い方達と私はお見受け致します。

( ・・) ~ ★彡

 

 

 

…という事で、今回改めて書かせて頂いたコラムですが、果たして皆様に今回の内容は真っ直ぐ届きましたでしょうか?

(*^^*)~♡

 

ちなみに、今回のコラムを読んでも「まだ良く分からない…」という方は、同じ内容を違うアプローチで表現していると感じる私の過去のコラム「本物の愛には柔軟性と平安が在る (波動の違いによる住み分け)」をご参照下さいませ♫

☆_(_☆_)_☆

 

このメッセージを真に理解できたならば、「自分は人生で何を選択しているのか?」というのが明確になる分、皆様の人生が楽に楽しく感じられて来る事でしょう!

 

…あ、中には「屈折した自分」というものに誇りを持っていて、敢えて捻くれた歪んだ世界が「カッコいい」と感じられる様な方達もおりますが…。

 

そういう方達を見ていると、「彼らはそこから生まれる苦しみや葛藤を自ら選択し、楽しんでおられるのだなぁ!」と分かります。(笑)

(^^;

 

でも私から観ると、彼らは非常に苦しそうに生きておられる様にしか見えませんけれど、きっと彼らは自分で設定したそういう刺激的なジェットコースターに夢中で、そう感じていないのかもしれませんね。

 

ちなみにそういうジェットコースターを好む人間は、それを選ばない人間を退屈、或いは刺激がなく苦しいのでは?と思う様ですが、それは感性がまだ粗い証拠です。

 

だって繊細に感性が研ぎ澄まされた人間は、普通の日常の中にも発見が沢山あって、退屈している暇などないのですから。(※これを「惟神(かんながら)の道」と申します♫)

(*^^*) ~ ♫

 

でも霊性の高い方達というのは一見もの静かなので、その様には見えない事が多い様です。(※霊性の高い者同士は、語らずとも感じ合いますのでお互いが分かりますが、感性の粗い方達に取っては、霊性の高い方達の生き方は不可思議で不自然に見えるものだと聞いた事があります)

 

又「屈折した人間」というのは、そのご自分が発していらっしゃる波動から、ご自分と似た様な波動の者を引き寄せていらっしゃいますし、その真っ直ぐではない言動から、人から誤解を受けたり恨まれたりする事も多いのも「因果の法則」からの事実ですが、

 

それは彼らが選んでいる「自ら創造している自分の世界」であるので、他人が干渉する事ではありませんからね~。人間は皆、基本自由です♫

(^^♫

 

つまり今回のコラムで何をお伝えしたいかと言うと、それは結局「この世を天国にするのも、地獄にするのも、自分の心=霊性次第」という事なのであります♫

 

そして、そんなユニークな創造と学びの機会を与えられた私達人間は、皆幸せ者ですね~~~!(笑)

(*^^*) ~ ♡

 

 

 

 

 (※カレンダーより)

 

以前にも何度かご紹介した事のあるこの写真~☆彡☆彡☆彡

静かな中に、「厳粛な雰囲気」と「凛とした美しさ」が感じられる素敵なフォトで、霊性というものを感じさせて頂ける様な一枚です。

☆_(_☆_)_☆

 

 

 

これは現役の時からの、私の変わらない生き方なのですが、「人間として生きている限り、人間は全てのものから学べる」というものが自分の中に在ります。

 

現役・現役でないに関わらず、私はバレエ以外からの経験からも、絶えず人生で自分の感性を磨き続けている訳ですから、年齢を重ねれば重ねるほどに、つまり現在継続中の人生の経験が、今もこうして全てが自分の魂の血肉となる訳で、そうして人生のエッセンスを深く理解できる分、人間として豊かに成って行くのだと私は実感しています。

(^^✿

 

私のこういう性分は、持って生まれたものも大きいかもしれませんが、バレエという世界で「努力する喜び=人生というものに於ける本当の楽しさ」を知ったからこそ、培えた気質であるとも言えるのです。

 

だから私は、この様な事が理解できるまでに私を育ててくれた「クラシックバレエ(も人間を通して伝えられるもの)」には感謝しかありませんし、又そういう事が繊細に理解できる自分というものにも感謝ですし、そういう自分を私は誇りに思います。

☆_(_☆_)_☆

 

良く世間では「他人に感謝しろ!」という事は頻繁に言われるのですが、(※時には「私に感謝しろ!」という事を他者に強要される方もおりますねぇ!笑)、この「自分に感謝できる」という事こそ、実は人間の幸せには不可欠なものであり、真の意味で他者を理解できる事に繋がる源なのです。

( ・・) ~ ☆彡☆彡☆彡

 

ちなみに皆様もそうである様に、私は「自分が経験して得られた自分の人生」を通してしか「自分が得られた真実」として語れませんし、又表現できないという事から、「クラシックバレエ」というものを通して語らせて頂いている訳ですが、(※そうでなければ偽善で語る事に成ってしまいますので)

 

人間は皆経験も感性も違うのですから、全ての方に理解してもらいたいという思いなど持ってはおりませんし、それぞれ相手の人生を否定する事なく、「自分が信じるもの」で突き進んで行けば、それでお互い良いではないかと思う人間です。(どの様な道でも、極めれば行き着く先は同じです)

(^^ゞ

 

ですが又、私のこの様なお話しに共鳴して下さったり、又それぞれの人生から感じた事をシェアできる様な同じ波動の方に触れ合えるというのは、私達の人生の中の素晴らしい醍醐味の一つではないかと私は感じているので、こうしてコラムなどを書いたりする自分がいるのです。(笑)

 

ちなみに「自分と同じ霊格を持った者同士」は会話が楽しく弾みますので、それが他者を通してお互いが自分を知るバロメーターにもなります。

☆_(_☆_)_☆

 

 

 

 

 

 

 

 

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舞踊家(クラシックバレエ) 元プロバレリーナ

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長年プリマとして国内外で活躍。現役引退後は後進の指導とバレエ作品の振付けに専念。バレエ衣裳や頭飾りを作り続けて得たセンスを生かし、自由な発想でのオリジナルデザインの洋服や小物等を作る事と読書が趣味。著書に「人生の奥行き」(文芸社) 2003年