- 大園 エリカ
- 舞踊家(クラシックバレエ) 元プロバレリーナ
- 東京都
- クラシックバレエ教師・振付家
前回、自分の名前である「エリカ」の花に付いて書かせて頂きましたが、
自分でも知らないエリカの花言葉がある事や、又その名前の由来などを更に詳しく知りたくなったので、改めて色々調べてみました♫
(*^^*) ~ ♡
ジャノメエリカ & スズランエリカ
★エリカの名前の由来
エリカという名前は、エリカが枝が裂けるように折れることや体内の胆石を砕く薬効があるとされていたことから、ギリシャ語で「砕く・裂ける」を意味する「ereike」が語源になっているいう説や、
エリカの花姿からギリシャ語で軟毛を意味する「erion」が語源になっているという説や、エリカ属のカルーナの枝でホウキをつくっていたことからラテン語でほうきを意味する「eric」が語源になっているという説があります。
★エリカの別名
★ヒース(Heath)
★ハイデ(Heide)
ヨーロッパではエリカが荒野に自生する植物なので、イギリスでは「荒野」を意味する英語のヒース(Heath)と呼ばれ、ドイツでは「荒野」を意味するドイツ語のハイデ(Heide)と呼ばれています。
★エリカの花言葉
★謙遜
★孤独
★寂しさ
★良い言葉
★幸福な愛
★裏切り
★私らしくありたい
★休息
★心地よい言葉
★博愛
★幸運
【白いエリカ】
「幸福な愛」「孤独」「寂寞」「裏切り」「良い言葉」
【紫色のエリカ】
「閑静」
ジャノメエリカ
「愛らしい姫」「博愛」「幸運」「孤独」「裏切り」「優美」「希望」「寂しさ」
スズランエリカ
「幸せな愛を」「愛らしい妖精」
エリカ・クリスマスパレード
「博愛」「幸運」「孤独」「心地よい」「謙遜」
エリカはツツジ科エリカ属植物で、ヨーロッパ西部・イギリス・南アフリカ等の原産です。
葉は杉の葉状で、花はバラ色または紫紅色で、露地や温室で栽培されます。
丈夫で荒れ地にも生育し、ヨーロッパでは日本のツツジのように親しまれています。
ヨーロッパでは、荒野(ヒースランド)に多く咲くため、
荒野の意味の「ヒース」、「ヒースの花」と呼ばれます。
ヒースの咲く荒野は、小説や詩の舞台に多く登場します。
ドイツでは同じく荒野の意味の「ハイデ」と呼ばれます。
ヨーロッパでは荒野で白いヒースの花(エリカ)を見つけると、幸せになれるという伝説があります。
また白いヒースの花を好きな人に贈ると、愛の告白の意味になります。
日本に入ってきたのは大正時代です。
和名は「御柳擬き(ギョリュウモドキ)」です。
ヒースの花や葉には美白効果があり、ローションやパックに加工されています。
またミネラルが多く含まれ、利尿作用や殺菌作用があり痛風やリウマチ、
腎臓機能不全の改善にも効果があると言われます。
以上、前回よりも詳しい「エリカの花」に付いて で・し・た♫
☆_(_☆_)_☆
今回改めて調べてみて「エリカの花にはこんなにイメージの違う沢山の種類や、豊富で素敵な花言葉があるのだなぁ!」と驚いた私。エリカの花言葉には、素敵なものが多いですね!
\(◎o◎)/!
「名は体を表す」と言いますが、果たして私㋱は???(笑)
(^^ゞ
私が思うに、シェイクスピアというイギリスを代表する世界的な作家がいなければ、エリカの花言葉には「裏切り」というものは無かったのではないでしょうか?シェイクスピア様、恨みます。(笑)
(※詳しくは前回のコラム「★エリカの花」をご覧下さい♫)
ちなみに、今まで私の中で"エリカの花"と言えば、日本の花屋さんで良く見かける「ジャノメエリカ」か「スズランエリカ」くらいしか印象に無かったのですが、
「エリカ・クリスマスパレード」は、とても華やかで艶やかなので、私の中でのエリカの花のイメージが今回全然変わりましたね~♡
(*^^*) ~ ♡
ヨーロッパの荒れ地に咲くエリカと、アフリカの荒野に咲くエリカは、全然違う風景のエリカなのでしょうね!きっと♫
(^^✿✿✿
Erica♥
このコラムの執筆専門家
- 大園 エリカ
- (東京都 / クラシックバレエ教師・振付家)
- 舞踊家(クラシックバレエ) 元プロバレリーナ
natural & elegance
長年プリマとして国内外で活躍。現役引退後は後進の指導とバレエ作品の振付けに専念。バレエ衣裳や頭飾りを作り続けて得たセンスを生かし、自由な発想でのオリジナルデザインの洋服や小物等を作る事と読書が趣味。著書に「人生の奥行き」(文芸社) 2003年