- 藤原 文
- MAC行政書士事務所 代表行政書士
- 東京都
- 行政書士
対象:夫婦問題
- 佐藤 千恵
- (離婚アドバイザー)
- 阿妻 靖史
- (パーソナルコーチ)
共同養育のできる社会へ
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子どもの学習サポートのボランティアでつながりのできた方から
「離婚後に元夫婦が共同で分担して子どもを養育しよう」
という活動があると教えていただきました
日本では離婚後の母子家庭への養育費の支払率は約2割。
8割の母子家庭が養育費を受け取っていないのです
それが母子家庭の貧困に拍車をかけているのですが、
養育費の支払率がこれだけ低いということは
面会交流(離婚後に子供と別居の親が子供に会うこと)も
割合も低いということは想像できますね。
なんと28%
(厚生労働省 平成23年度全国母子世帯等調査)
この低い数値には
「養育費をもらってないんだから子どもに会わせてやらん」
という理由も存在するかもしれません。
(法的には養育費と面会交流は別物なのですが・・)
また、夫(または妻)の浮気が原因で離婚する場合や
とてもつもなく一方が傷ついた場合など
「そんな夫(妻)には子供を会わせたくない」
と感じてしまう方もいらっしゃいます。
それでも私は子どもに対して危険が及ばない限り
できるだけ面会交流はしていただきたいなぁと思っています。
その理由を、子供たちと接する仕事を長くしていた立場から・・
①子どもが自分自身に『親に愛される価値のない自分』の
レッテルを貼ってしまうことがあります。
両親が離婚して片方の親に会えなくなると、
子どもは(会えなくなった方の親に)見捨てられたと思い込んで
しまいます。
例え同居している方の親が面会を阻んでいることが理由でも
(それを乗り越えて会いに来てくれる愛情がないんだ・・)と
寂しく思います。
②実際の親と会わないと、親を実際よりも悪く、
もしくは逆に美化してしまいます。
例えば俗に言う『反抗期』に
「お父さん(お母さん)がいないからこんな嫌な思いを
するんだなんて最低の父親(母親)なんだろう」
と別居の親を恨みます。
また逆に
「お父さん(お母さん)だったらもっと自分に優しくしてくれるはず。
お父さん(お母さん)についていけば良かった」
と同居の親を疎ましく感じます。
両方とも健全な成長とは言えませんよね。
別居の親にコンスタントに会うことで
「ま、こんなもんか」とニュートラルな父親像(母親像)を
持って大人になってほしいなぁ・・と思っています。
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このコラムの執筆専門家
- 藤原 文
- (東京都 / 行政書士)
- MAC行政書士事務所 代表行政書士
法律面・精神面・経済面の3つの視点からあなたをサポート
行政書士・夫婦カウンセラー・家族法務カウンセラー・現役塾講師として特に離婚の際のカウンセリング・公正証書の作成を通じ、法律面・精神面・経済面から多角的に「女性の自立・子育て・笑顔」をサポートしています。