- 橘 凛保
- 社団法人橘流恕学アカデミー 理事長 講師
- 東京都
- マナー講師
対象:婚活
- 舘 智彦
- (しあわせ婚ナビゲーター)
七十二候第15候「虹始見」
二十四節気「清明」の末候4月15日~4月19日
最近虹を見ていないです
『虹』って夏の季語だとばかり思っていました
朝虹・夕虹・虹立つ・虹の帯・虹の橋・二重虹・虹の輪など
七十二候にあるとなると
もしや春の季語????
調べてみました
「春の虹」「初虹」は春の季語になるそうです
ちなみに
「秋の虹」は秋の季語
「冬の虹」は冬の季語だそうです
春の虹は淡い感じがいたしますね
「春の虹 消え行くまでを子と 並び立つ」大野林火
素敵な俳句を見つけました
つい先日 私がブログに書いた「未来」について
原爆資料館のカンナの写真のブログに
過去の事実はしかと受けとめるが
過去を引きずるのではなく
「未来」という同じ方向を向いて立つこと
G7の外相の7人が「未来」という同じ方向に向かって立つ
そのような話を書いたばかりですが
まさしくこの句のごとくであります
「並び立つ」
この言葉ですね
大野林火氏が学校の先生をされていたときの句なのでしょうね
教え子たちと並び立ってあわい春の虹を見ている
消えゆくまで並び立って見ている
なんというほのぼのとした句なのでしょう
そして「並び立つ」
いい言葉に出遭わせて頂きました
二十四節気「清明」の清らかなこの時候に
この言葉 この句に出遭えたことがうれしい朝でした
虹にであえたような朝でした