経営者目線なんかいらない！

実例・小話 2015-12-13 08:56

物事って
数か質ですすんでいきますよね。

数を集めるには
時間をかけなきゃならないし、
コストはかからないけど
多様なヒトのなか
選抜見極めて
優先順位で口説いていかなきゃだしで

質を高めるには
少数でピラミッド構造つくらなきゃだし
で投資金額に効果がある程度比例
しちゃいます。

よく言われるのは
「経営者目線」を
獲得するという教育なんですが、
座学で、できるヒトは
ほとんどいないかな～と
思うので、
幹部教育の人材カリキュラムの
投資は、「ふわっ」とした
ワークショップに
気をつけた方がいいでしょう。

特に、
モチベーション系で
その場はアゲアゲだけど
冷めると
自分のステージと
現場のレベルにあわず
なんだったんだ系です。

というのは
まず、ベースとなる知識を
習得した時の環境が違うので
知識の活用のバリエーションが
違ってしまいます。
要は応用力がないってことです。

さらに、知識を深掘りして
考える時間が少ないので、
自分の中で腑に落ちるというより
自分で論理的に体系化されていないので、
トラブルに弱く
指示がないと動けない心に
なってしまうことです。

長年、
はみだしものを排除し
多様性を排除し
多数で動かしやすいように
「規格化」された環境で
自ら情報の裏をとる手段を
批判されて確立された
現状では、なかなか
この規制から抜け出して
「経営者目線」を獲得できるのは
相当の変わり者か
苦労者です。

まあ、こんな視点
指示的に仕事をする
サラリーマンには
「いらない」です。

愚者だけが自分の経験から学ぶと信じている。
私はむしろ、最初から自分の誤りを避けるため、
他人の経験から学ぶのを好む。
Nur ein Idiot glaubt,aus den eigenen Erfahrungen zu lernen.
Ich ziehe es vor,aus den Erfahrungen anderer zu lernen,um von vorneherein eigene Fehler zu vermeiden.

「ひとのふりみてわがふり直せ」

ヒトの批判や文句を
言っている時間があったら
それを機会ととらえ
内省の機会とチェンジするってのが
大上段に構えない
「経営者視点」の
はじまりだと思うし、
そういう環境を作るのが
幹部教育かな～と

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