[2796] モモンガ [東海] 2015/07/13(Mon) 00:42
先生、こんにちは。相談宜しくお願いします。
今月付き合うようになった、新しい彼とのことです。びっくりしたのですが、彼はありがとう法が自然に出来る男性で「世の中にこんな男性がいたの!?」というくらい素敵な方です。私も彼に負けないように、ありがとう法を心掛けて、絆を深めていきたいと思っています。
その彼の事で相談があります。
彼は私の1つ年下の29才なのですが、頭が完全にハゲていてそれを気にしている様です。彼の生活状態を見ると栄養もとれていないし、布団も薄っぺらく、とても疲れがとれるような状態ではありません。なので、今度良いベッドを一緒に見に行く予定になりました。食事は私が作って一緒に食べ、少しは改善できたかなと思っています。
しかし、彼のハゲは生活習慣を少し改善したレベルでは治らないと感じています。実は私の父親もハゲており、サプリメントと育毛剤でかなり状態が改善されました。もちろん彼のハゲに効くかは解らないですが、彼にそれを情報の一つとして教えてあげたいと思っています。
ちなみに私と彼の間で、彼のハゲが話題になった事はありません。お泊りしたときに調査したところ、育毛剤などを使用している様子はありません。私はサプリメントと育毛剤を使用して欲しいですが絶対という訳ではなく、改善する努力をして欲しいです。ハゲについて話題にした事がないので彼が帽子を脱ぐと気まずい雰囲気が流れます。その雰囲気もなくしたいです。
ハゲについて明るく(?)話題にふれられる状態になるには、
どういう心掛けをしたらいいでしょうか。
また彼に父の話を伝え、彼がチャレンジしてみようという気持ちになるには
どう伝えたらいいでしょうか? アドバイスお願い致します。
モモンガちゃん
こんにちは、マーチンです。
ご相談拝見いたしましたのでお返事させて頂きます。
まず早速ですが、モモンガちゃんは根本的な間違いを、いくつもなさっています。それに気づき、「ご自分の本質を変える」ことが必要だと思います。ハッキリ申し上げますと、彼の頭のことを「ハゲ、ハゲ」とご相談の中で連呼していることです。これはモモンガちゃんの人格を疑います。
髪の薄い人が、このように言われて嬉しいでしょうか。
言われる度に、嫌な気持ちになるのではないでしょうか。
「本人には言っていません」と言うのでしょうが、そういう問題ではありません。他人が傷つくであろう言葉を、何も考えずに使っていることが大問題なのです。今回の相談文は、僕が見ても(誰が見ても)嫌な気持ちになってしまいます。
以前、TVでアルツハイマーのおじいさんを持つ一家の番組を見たことがあります。その時、病院の先生に「ボケの調子はどうですか?」と何気なく言われて、
「もの凄く傷ついた。医師がこんな言葉を使っていいのか。こんな言葉、なくなったらいいのに!」
と泣いておられる場面がありました。僕は「本当にその通りだ」と思いましたし、今回のモモンガちゃんも、全く同じことをやっていると感じました。ですので、今後二度とその言葉を使わないでください。そして、他人の痛みがわかる人になって欲しいと思います。
次に、改善のための話についてです。
ご相談を拝見しながら感じたのですが、これは……彼のためではないですよね。自分が改善して欲しいと思っていることを、彼に強要しようとしているだけです。全体の雰囲気からもそう感じますし、下記の言葉はそれを明確に示しています。
> 私はサプリメントと育毛剤を使用して欲しいですが絶対という訳ではなく、
> 改善する努力をして欲しいです。
全て、おせっかいの押し売りになりますので、自分が単にエゴを通そうとしていたことを、まず自覚してください。そして、お話の状況から考えますと、彼自身は、モモンガちゃんほど気にしていないと思います。
今現在も気にしているなら、育毛剤くらいは使うでしょう。それすら使っていないなら、今さら気にしていないか、やってもダメだと諦めているかのいずれか、でしょう。そんな彼とのお付き合いで、モモンガちゃんが取るべきスタンスは、
> びっくりしたのですが、彼はありがとう法が自然と出来る男性で
> 「世の中にこんな男性がいたの!?」というくらい素敵な方です。
であれば、彼の髪が薄いことなど、気にするべきではないでしょう。
100点満点の相手なんていないのです。そう考えたら、彼は90点以上の高得点者になるのではないでしょうか。
キツイことを言いますが、少なくとも現時点のモモンガちゃんよりは、彼の方が高得点のように感じました。
> 明るく(?)話題にふれられる状態になるには、
> どういう心掛けをしたらいいでしょうか。
まず、今回の話を心から理解することです。それなくして、「彼の心の悩み」に明るく触れあうことはできませんよ。特に冒頭でお話した「心無い言葉」を使わないこと、これが本当に大事です。その上で、話すキッカケがあったときに、お父さんの話をしたらよいでしょう。
話のキッカケというのは、彼が自分で髪について触れてきたとき。TVでそういう番組をやっていたとき、などです。つまり、ゼロの状態で自分から話し始めるのではなく、何かのキッカケがあるときに伝えましょう、ということです。
…………。
ありがとう法とは、相手が本当に「ありがとう」と思ってくれること。感じてくれることをしましょう、というお話です。自分がして欲しいことを押し付けても、それは、自分が「ありがとう」と言うことが増えるだけなのです。
> 私も彼に負けないように、ありがとう法を心掛けて、
> 絆を深めていきたいと思っています。
本当の意味のありがとう法とは何か。
再度、それを見つめなおしてみましょう。
この度は、ご相談頂きありがとうございました。
2015/07/29 wrote
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このコラムの執筆専門家
- マーチン
- (東京都 / 恋愛アドバイザー)
- 恋愛クリエイション 恋愛カウンセラー、作家
素直にまっすぐ、真心をもって恋しよう。
-「カケヒキをして幸せになれました。これからもカケヒキ頑張ります!」そんな話を一度でも聞いたことがありますか- 恋愛に王道あり。それは素直にまっすぐ真心を持って接していくこと。あなたも「ありがとう法」で幸せになりましょう。