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出迎え３歩見送り７歩のそのあとに・・・
私のブログは拙いですが
実体験から導きだされた言葉たちで綴っています
「おもてなし」この意味は
子どもたちがお運びをするときの気持ちから
教わりました
http://ameblo.jp/tachibanariho/entry-11815169193.html
昨年の３月に茶事を子どもたちと催したときに
「おもてなし」の意味がわかりました
そして先日
「出迎え３歩 見送り７歩」
の言葉を聞いて
祖母を思い出しました
言葉こそ違いますが
このような概念を植え込んでくれた祖母に感謝です
おもてなしの心は
お茶の宗匠がおっしゃいました
「１万円と５千円の鯛があったら迷わず１万円の鯛を求めることだ」
母を思い出しました
「できる間はできるだけの仕度をする」
これは見栄を張ることではなく
「おもてなし」だと思います
最近は「自分にご褒美」というのが流行っています
バレンタインのチョコは自分のが一番高価らしいです
自分に「おもてなし」も良いのかもしれませんね
でも 自分へのご褒美ならば
茶事のお見送りの後
ひとり茶室に戻り
残ったお菓子を用意して
残ったお釜のお湯でお茶を点てて
静かに服する・・・・
内観する
今日のお茶はおいしく点てられていたのだろうか
お菓子はおいしかっただろうか
お招きしたお客樣方は「和気藹々」ができただろうか
こんなことを考えます
もっとあそこをこうすれば良かった
もっとあれをこうすれば良かった
満足するところがないものです
これを「独坐独服」と言います
昨夜のCDの山折哲雄氏がおっしゃっていました
お客様がお帰りになったあと
子どもたちにもお茶を振る舞います
これも
「我々座我々服」とでも名付けましょうか
人数はにぎやかでありますが
「もてなしした者が自分たちもお茶を頂く」
これが大事だと思います
すぐに片付けるのはなんとも味気ないものです
おもてなしは見送り７歩のあとが肝心と心得ます
すぐに片付けない
「独坐独服」転じて
「我々座して服する」
子どもたちは意外にも
このようなことを感じ取れるのです
そんな時漏らす「ふ～」が
その日の 精一杯のおもてなしを表していると感じて
うれしくなるのです
いい道具も高価な茶碗もありません
でもそこには
「ストーリー」のあるお茶碗がありあす
「ストーリー」のあるおなつめがあります
「ストーリー」のある茶杓があります
そんなお茶を子どもたちに伝えたいです
