わからないまま分解すると大変です　～シリンダー交換　大阪府寝屋川市～

これは、以前交換した、MIWAの面付けレーバー錠であるRAに


頑丈な防犯シリンダーのYANAIのRシリンダーをつけた時のものですが


これとは、また別の現場の話


同じくRAがついている現場がありまして、不動産屋さんの若い担当さんが


ディスクシリンダーからU9に替えるのに、少しねじをなめてしまったんで


何とかしてシリンダー交換してください、と言われました


慣れてない方が知らないまま交換しようとして分解すると


ビスをなめてしまったりして、失敗することがあるので


わかりました、と言って現場に急ぎました


現場に着くと担当さんは、あとは任せますんで終わったら鍵だけよろしくお願いします


と言われて、そそくさとどこかへ行かれました


さて、やるかぁと思い状況を見てみると、どうやったらこうなるの？


というくらい、小さいプラスビスが真ん丸になっていましたが


それだけではなく、分解してはいけない本体ケース自身のビスも


外していて、バネや中の大事な歯車のような部品もバラバラになっている状態でした


たぶん、強いインパクトの様な電動工具で小さいビスを


外そうとしてなめてしまい、何とかしようと思って


取ってはいけない、本体ケースのビスを外してしまい、バネがはじけて


中の歯車の様な部品が、バラバラに飛び出してしまったみたいでした


錠の本体ケースには、これ以上分解してはいけないという部分があります


それを知らずに分解してしまうと、ビスを緩めた瞬間


抑えられていたバネがはじけて、部品が飛び散り戻せなくなります


そんな時鍵屋さんであれば戻せますが、はじけたバネが無くなったり


細かい部品が一つでも無くなったりすると元には戻せず


本体セットごと新品に交換することになります


なので、少しでも不安だったりわからない時は無理をせず


鍵屋さんに頼みましょう