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２歳９ヶ月の女の子が大雪の降った日
車のフロントガラスをじっと見てこういいました
「なんでゆきはつもるんだ？」
フロントガラスのワイパーの部分の雪はなくなるのに
隅の雪が積もるのを見て黙って考えていたのです
大人たちは
まじめに考えることも無く
「寒いから」
「雪が降るから」と応えました
その子のこういいました
「ちがうよ ゆきがあつまるからだよ」
私はこの質問とこの答えを忘れません
溶けてなくなる雪も
溶けないうちに次から次へと集まれば「積もる」のです
こんな小さな子が教えてくれました
諦めないで 情熱も冷めないうちに集まれば
平和もみんなで築くことが出来ると信じることが出来るのも
この小さな女の子から教わりました
１２月まで、カンナの花が咲いている間中
カンナの花の写真を募集するイベントを
学生・子どもたちが立ち上げてくれました
平和はこういう小さなことがたくさん集まった時に築けると信じています
長い長い長い時間がかかります
諦めないことだけがその道だと感じています^^;;
あの小さな小さな女の子が教えてくれたことです
この子は今は立派な社会人です
TVの仕事をして
脚本を作り世界２３カ国を取材しました
