片思いの裏にあるものって。

今朝の「花子とアン」を見ていて、う～ん、どうしてこうなるの？？？
という悲しいストーリーで。

ホントあさイチで有働さんも「今頃泣いている視聴者がたくさんいるでしょうね」て言ってたけど、私もうるうる眼のまま指摘されたような状況でした。

見てない人のために大体のストーリーはこちら。
http://www.nhk.or.jp/hanako/

「安藤はな」さんの妹「もも」は、となりの「あさいち」が好きで、「あさいち」はもともと「はな」が好きで、今日は「あさいちが好きだったのは姉のはなだった！」と、ももは気づき北海道に嫁に行く決心をする。そして何も知らないはなは、「あさいちに気持ちを伝えたらいい！」と2人だけにする。そしてももは告白する。「自分の好きという気持ちを伝えずに嫁に行くのはもったいねえ。これが言えたから、北海道でも頑張れる。んだから、あさいちも…」(あさいち、はっとする。）
ここで視聴者、涙、涙…というわけです。

いや～良かった。勇気を出して、愛する相手のことを考えて言う言葉は、本当に美しいし説得力がある…！
こういう愛を伝えることができる人は、失恋してもすぐにチャンスが来る可能性がありますよね。捨てる神あれば拾う神あり！

でも、北海道に行くって決めなくてもよかったのに。ここまで伝えてあとは手放していれば…（笑）「あさいちはこの先、きっとはなに振られるんだろうから、ももはもう少し待ってれば？」と。

こういう時って、自分の中の期待を手放すのが難しいですよね…！

私、「片思いの持論」を持っているんですが、「愛」が本当にあるなら、相手に何らかの前向きな気持ちは伝わるはずなんじゃないかと思うんです。

でも、時として、片思いされる側になってみるときに思うのは、相手が自分に何か感じているのがやたらと目につき、なんか変な避けたい気持ちになる時ってありますよね？
あれって、その本人が感じている気持ちは「愛じゃない感情」じゃないかなあ、と。

私自身の片思い癖の時がそうだったのでみんながみんなそうじゃないかもしれないけど、(ぜひ、いろんなご意見お寄せくださいね！）
自分の心の中に相手のイメージがあり、そこの中に入るととっても安心するし楽しいし自由だけど、現実の本人が目の前に現れると、やたら恥ずかしくって、ろくろく自由に口も利けなくて…。
そして、なんだかますます自己嫌悪に駆られたりして。そんな経験、ないですか？

そして結局、「こんな自分を好きになってくれるはずないよね…」みたいな証拠をますます集めちゃう！

片思いのパターンを持ってしまうと、現実のリアルなその人を、本当は愛せないという気持ちになっていませんか。

だからこそ、上記の「もも」があさいちに対し、勇気を出して伝えた事が素晴らしいのですよね！
「自分はできないんじゃないか」、「結局自分はダメなんだ」、などというネガティブに思い込む癖を、自分の力で打ち破ったのだからー。



片思いの癖のある方、ご相談ください。
ももちゃんの告白みたいな、自分の癖を変えるべく前向きな可能性について一緒に考えて行きます。

そして、片思いの相手と一緒に「自分の心の中に避難所を作ってしまいがち」な方へ。

そういう癖を持つに至ったのは、それまでに人には言えないような
苦しい時期があったのではないでしょうか？

本人がもう忘れているかもしれない苦しい体験を思い出すのはつらいことかもしれませんが、それを優しく解放し受け入れるだけで、今後のパートナーシップが自由になっていきます。

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