開設2周年祝う!「はなことば町田鶴川」の介護付き有料老人ホーム・セミナー療法コンサート - 各種のボーカル - 専門家プロファイル

野上 由喜
ノマ・アカデミー 代表
音楽講師

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対象:ボーカルレッスン

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閲覧数順 2024年04月18日更新

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開設2周年祝う!「はなことば町田鶴川」の介護付き有料老人ホーム・セミナー療法コンサート

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これまでにない、音楽活動の一環として、音楽療法を根底に企画した内容を80代の方達を対象に、「はなことば町田

鶴川」にて、2014年5月1日に1時間トークコンサート・ショウを開催しました。

 

 

既に、昨年は都内のシャンソン歌手出演を計8回をお断りしながら、今回の脇役的なシャンソン歌手の前歌の立場から、「シャンソン・ジャズ・合唱ワークショップ・演歌・クラシック」の要素を取り入れた心に響き渡る感動と涙の1時間コンサートに大成功しました!!

超高齢化大国になり、この3~5年にわたる老人ホーム施設の増加が物語っている。10年前より音楽療法は、かなり世の中のニーズが高まっていると思われる。それでも、音楽療法士における保険が適用されていないのは、まだまだ

国の受け入れ態勢は、低く、療法士たちの待遇はまだまだ改善の余地が大いにある。

保険が適用されていれば、療法士の枠の受け入れ態勢と需要と供給のバランスが理想な形になると思われる。アメリカとは比較にならない位、まだ意識が低い。

その意味でも大切な高齢者に向けて活動が支えとして感じ取っていただけたら幸いです。

 

     

 

昨年の夏に、世田谷で「日野原重明氏と湯川れいこ氏」の音楽療法の会は、15年以来でした。すばらしいサイン会も兼ね、世田谷市で先駆けた音楽療法の幅広い活動の視点と主体となる場所の提供を受け入れ態勢は、教育界とマッチしている面は誠に、素晴らしいものがあると言える。福祉施設関係者、教育界、音楽家、医療界、などの様々な参加者を見れば、時代は大きく「音楽の力に共感する」ものを求めている傾向が強くなったと言える。

今回のコンサートに取り入れた内容は十数年前より関心が高い、【音楽療法をかね、得意なコーチング要素を取り入れ、セミナーとトークを合体させた内容で、しかもインタビューを取り入れたお客様参加型のイベントの要素を引き出した】類を見ないものになっています。

私は、この3年間は、シダックスのカルチャー講師としてボイストレーニング活動をしており、今回は、「食と音楽」をセットにしたイベント・コンサーとしてお引き受けしました。お食事(回転すし)をすまされ、ティー時間にお聞きくださるという趣向でした。これは、2週間前にお話があり、本来なら、この短い準備期間ではとてもお引き受けできない状況でした・・・・・・。

しかし、敢えて挑戦したのは、チケットを売らなくても良い魅力もあり、逆にこの間で新たな「歌と新しい企画に集中」できる強みがあるからでした。それが本来の姿です。

山形にいるパーキンソン病の母への孝行として、場所が違えど「母の日にちなみ」、心に通じるという思いもありました。

開設2周年の5/1のコンサートは、「母(高齢の皆様)と娘の立場として(私:野上由喜)」の思いで歌わせて欲しいと訴えました。それは、母と娘の一体感に包まれた瞬間でした。

 

     

 

 

話しを戻せば、現在のシャンソン界のコンサート歌手達は、出演する為の『最低枚数チケットの販売』をする事に追われ、一部を除き、お店と暗黙の内に了解がとれている四苦八苦した世界といわざるを得ない。

事実、歌も上手で、プロをレッスンし、トレーニングする楽屋裏では、「今度のコンサートはいつ?」と聞けば、【本当はステージに出たいけど、最低枚数チケットを裁けなくて売れないから、ステージには出れない。】と本音で答える彼女達の実態!出演する度に、貯金をはたく事を前提として覚悟しての挑戦する事になる。

これが、シャンソン界が盛り上がらない要素でテーマと言える。

このような実態に嘆く、多くの歌手を見て来た。

 

     

 

私もこのような思いは、確かに抱えていた時期もあり、必死でチケットを売って、それでも「新人レギュラー」として、最初から華々しくステージに登っていた時期もあった!

しかし、長くは続かず、ある疑問が沸いてきた。

暫く、ステージ活動には出演する時期を控え、潜伏した期間を置いた。

シャンソンの黄金期を取り戻すためにも、「視点を変え、システムを変え、集客できるプロの存在と経営者が合体するのも方法と思われる!」

本来なら、お店がお客を引っ張り満席にした会場に、歌手をお招きし、歌を披露するひと昔のお店の経営者の動きとは違う。しかし今は、引っ張る力はお店にはない所が多く、出演歌手達に全面的に、頼らざるを得ない。お店の運営はむずかしくなった。この視点は、悪循環で、歌手達もチケットを裁き遣りこなせない状態が続くと、いつしか「厳しいお店の閉鎖に追いやられる現実」が待っている!

その足跡が、惜しかった存在の「シャンソニエが閉鎖された」所以でもある。

それゆえに、私は 「出演する方向性とやりたい仕事、出てはならないステージも見えてきて、」すっかりと方針も定まったようだ。

それでも、お客様を導引しながら、かなり反響もあり、声のかかる事が多かった!

音楽を心から感動してもらい、ウルウルくるひと目で分るような、コンサート作りをしてみたいと.......しだいに思うようになった!

そのさなか、今回のお仕事に「それを体感できる希望の光」を直感したコンサートだった!

私にとり、今後の新しいビジネスとして多面の顔の持ち味を出し,新たなスキルで嬉しい展望が開けて来た!

将に、「好きな事を自然にできて、社会貢献ができた事が、プロとして評価された」暖かな待遇を受けた3本柱に支えられている自分を思うと、天職とさえ感じ、大いに励みとなり、まだまだ潜伏している要素の9割以上の潜在意識をふるに活かしきっていきたい!

 

     

                                             

● 心の琴線に触れる「トラウマに閉ざされたカーテンをさり気無く開けた、開放と労いと勇気の希望」をこれからも皆さんとご一緒にお届けして参りたい!

皆様の応援をお待ちしております!

この度は、感謝もうしあげます!

                             2014年5月13日  シャンソン歌手より:野上由喜

 

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