少数派にもニュース性 - 広報・PR・IR全般 - 専門家プロファイル

中村 英俊
株式会社第一広報パートナーズ 代表取締役 広報コンサルタント
東京都
広報コンサルタント

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閲覧数順 2024年04月26日更新

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少数派にもニュース性

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先日、懐かしく感じる記事を発見。なんでも自動車のマニュアル車(MT車)の人気が少しずつではあるものの増加傾向にあるという。私も20歳代の頃はMT車を好んで乗っていたものの、ここ最近は殆どお見かけすることもなくなった。


オートマ車(AT車)が出だした頃、こんな面白くない車に誰が乗るか、ファミリーカーとしては普及しても間違いなく商業車には普及しないと断言していたが、技術の進歩は著しく、タクシーやバス、トラックまでAT車が浸透してしまい、今ではMT車は超少数派であり買いたくても買えない環境となった。


調べてみると1985年のAT車比率は48.8%だったものが90年には72.5%と急速に浸透し、95年には80.8%、2000年91.2%となり、2010年には98.3%がAT車だという。


では1.7%という超低シェアとなったMT車にはニュース性(報道価値)は無いのか。


一般的な商品やサービスなどでもシェアが低い場合はニュース性が無いと思われがちです。もちろん、安定的にシェアを落とし、特に変化も見られない場合はそう言わざるを得ません。


しかし新たな試みを実施した、ベクトルが上向いた、高シェアを得ている層にはない最先端の技術が導入された、高シェアを得ている層の課題を解決する要素がある、1社のみならず複数社に動きがある、などという切り口が言えるのであれば状況は変わります。


またニッチな分野では独自のうま味などもあることから報道されることは避けたいと思うケースもありますが、単に露出を試みたいがシェアが低いというだけで諦めるのは早いと言えます。


一度、全体の傾向や業界での位置づけ、メリットデメリットなど再検証してみては如何でしょうか?

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