浅井 秀一(ファイナンシャルプランナー)- コラム「この春が、日米ともに金利の転換点?」 - 専門家プロファイル

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この春が、日米ともに金利の転換点?

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為替相場はどう動く? 2006-02-15 12:04
 福井総裁を初めとする日銀幹部は、「量的緩和政策」の解除に意欲満々のようです。一方で、小泉首相を中心に政府関係者は否定的な発言を繰り返しています。
 この背景には、金利上昇による景気の悪化を懸念していると同時に、米国政府の意思が反映されているという見方もあります。日本の金利が上昇を始めれば、日米の金利差が縮小することによって日本から米国への資金循環の流れに支障が生じ、''米国の金融市場(株式や債券、及び為替)に悪い影響が出る''ことが懸念されるためです。

基本的には、今春にも量的緩和の解除が実施され、一方で米国の短期金利の上昇は打ち止めとなることが予想されていますが、前者については米国への配慮から、当分の間、先送りとなるかもしれません。

日銀サイドは、解除をしても金利水準には当分変更はない、と主張していますが、これが緩やかな金利上昇のきっかけになる可能性は高いと言えそうです。

 金利の動きは、為替だけでなく、債券や株式市場、そして住宅ローンなどを通して不動産価格にも影響を与えます。日銀が下す決断と舵取りの巧拙によって、皆さまの今年の運用成果は大きな影響を受けることになりそうです。

カテゴリ 「為替相場はどう動く?」のコラム

日米の金利差に注目!(2006/02/15 12:02)

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