中西 優一郎(弁護士)- コラム「生前贈与があった場合の遺産の分け方は? 生前贈与で節税できる?」 - 専門家プロファイル

中西 優一郎
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ナカニシ ユウイチロウ
( 兵庫県 / 弁護士 )
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生前贈与があった場合の遺産の分け方は? 生前贈与で節税できる?

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2013-05-23 14:48

ラジオ(FMあまがさき、「中西優一郎のLaw・and・Order」の第57回目、平成25年5月2日分)に出演致しました。

「生前贈与があった場合の遺産の分け方は? 生前贈与で節税できる?」

私は、64歳で年金暮らしをしています。

妻と息子がいるのですが、息子は独立して遠方で暮らしています。

私は、自宅の不動産や株、預貯金などを持っているのですが、息子が相続税で苦労しないようにするにはどうしたらいいでしょうか。

生前贈与で節税できると聞いたことがありますが、どういう意味でしょうか。生前贈与があった場合、遺産はどう分けるのでしょうか。

 

というテーマでお話ししました。

近年、相続税の改正が着目される中、相続対策に関する意識が高まっていると思われます。

相続対策には、主に、(ⅰ)争族対策、(ⅱ)節税対策、(ⅲ)納税資金対策があります。

(ⅰ)争族対策とは、相続人の間で争いが起きないようにする対策です。例えば、遺言書を作成する、相続財産を分割し易くする、分割用財産を確保することなどが考えられます。次に、(ⅱ)節税対策とは、税金を安くする対策です。例えば、生前贈与などによる財産移転、財産評価額の引き下げなどが考えられます。最後に、(ⅲ)納税資金対策とは、相続税の納税資金を確保しておく対策です。例えば、生命保険、不動産の活用、延納・物納などが考えられます。

これらの相続対策をバランスよく組み合わせることが大切です。相続対策は早めに実施することにより、より大きな効果が期待できますので、弁護士、税理士等の専門家にご相談されることをお勧め致します。

番組内容の概要

番組では、生前贈与について、

「生前贈与とは?」

「生前贈与があった場合の遺産の分け方は?」

「相続税はどんな場合に払うの?」

「生前贈与で節税できるの?」

などについてお話ししました。

内容の概要は、以下のとおりです。

生前贈与とは?

・生前贈与とは

・贈与税について

・贈与税の基礎控除

・贈与税と相続税の関係

生前贈与があった場合の遺産の分け方は?

・特別受益とは

・特別受益の範囲

・特別受益があった場合の遺産分割の方法

相続税はどんな場合に払うの?

・相続税とは

・相続税の改正について

生前贈与で節税できるの?

・生前贈与と節税

・相続時精算課税

その他、相続で気を付けること

・争族対策

・節税対策

・納税資金対策

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