中西 優一郎(弁護士)- コラム「親を最期まで介護してきた…相続分はどうなる?」 - 専門家プロファイル

中西 優一郎
企業法務から身近な法律相談まで幅広く対応いたします。

中西 優一郎

ナカニシ ユウイチロウ
( 兵庫県 / 弁護士 )
弁護士法人アルテ 代表弁護士
サービス:1件
Q&A:0件
コラム:128件
写真:0件
お気軽にお問い合わせください
06-6435-8309
※お電話の際は「"プロファイル"を見た」とお伝え下さい。
印刷画面へ
専門家への個別相談、仕事の依頼、見積の請求などは、こちらからお気軽にお問い合わせください。
問い合わせ
専門家への取材依頼、執筆や講演の依頼などは、こちらからお問い合わせください。
取材の依頼

親を最期まで介護してきた…相続分はどうなる?

- good

2013-02-13 10:14

ラジオ(FMあまがさき、「中西優一郎のLaw・and・Order」の第44回目、平成25年1月31日分)に出演致しました。

「親を最期まで介護してきた…相続分はどうなる?」

私は、47歳の会社員で兵庫県に住んでいます。

父が2年前に脳梗塞で倒れ、その後、父と同居して介護をしてきましたが、先日77歳で亡くなりました。

私には、兄がいますが、東京で暮らしており父や私とは別に暮らしています。

父の食事、入浴、病院の送り迎えなどの介護は、私の妻がしてきました。

このような場合、私と兄が父の遺産を分割するに当たって、私たち家族がしてきた介護は、考慮されるのでしょうか。

 

というテーマでお話ししました。

遺産を分ける際、遺言書がなければ、相続人全員で遺産の分け方を話し合うことになります。

この話し合いを、遺産分割協議といいます。

遺産分割協議は、相続人全員が合意しなければなりません。

例えば、親が亡くなり息子兄弟三人が相続人の場合、一人でも反対すれば遺産分割協議は成立しません。

遺産の分け方に全員が納得して合意することはハードルが高く、遺産分割協議をまとめるのに苦労するケースが多いです。

特に、親の介護を特定の子供がした場合などは、その労力を遺産の取り分に反映させるのか、どの程度斟酌するのかをめぐって争いになることがあります。

番組内容の概要

番組では、相続について、

「遺産はどうやって分けるの?」

「介護をした妻は相続人になれるの?」

「遺産分割で介護は考慮されるの?」

「相続でもめないためには?」

などについてお話ししました。

内容の概要は、以下のとおりです。

遺産はどうやって分けるの?

・遺言がある場合

・遺言が無い場合

・遺産分割協議とは

・全員で合意が必要

介護をした妻は相続人になれるの?

・相続人とは

・養子縁組

・遺言

遺産分割で介護は考慮されるの?

・寄与分とは

・寄与分の評価方法

・寄与分認定のハードル

・介護による貢献が認められるには

相続でもめないためには?

・遺言

・生命保険の活用

・早めの対策を

その他、相続で気を付けること

ホームページ(http://www.hanshin-law.com/)のブログで、企業法務に関するコラムを掲載しておりますので、よろしければご覧下さいませ。

カテゴリ このコラムに関連するサービス

対面相談 経営者・人事労務担当者のための「労働問題法律相談」

職場のトラブルを予防・解決いたします

料金
5,000円

人事・労務・労働問題(使用者側)の案件を多く取り扱っています。
企業内外において、人事・労務・労働問題に関する講演・セミナーも行っています。
尼崎で開業する前は、東京の外資系法律事務所、及び国内企業法務を取扱う法律事務所にて勤務し、労働問題、コーポレート/M&A、ファイナンス等の企業法務に従事していました。
英語を使用する業務(英文契約書の作成、外国人の方の雇用手続等)にも積極的に取り組んでいます。

経営者・人事労務担当者のための「労働問題法律相談」
プロフィール対応業務経歴・実績連絡先・アクセスサービスコラム