吉本 彰夫(歯科医師)- コラム「タバコを吸っているとインプラントをしてはいけません(その3)」 - 専門家プロファイル

吉本 彰夫
噛み合わせ専門歯科。インプラント、矯正など質の高い治療を行う

吉本 彰夫

ヨシモト アキオ
( 香川県 / 歯科医師 )
医療法人社団 吉翔会 吉本歯科医院 院長 歯学博士
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タバコを吸っているとインプラントをしてはいけません(その3)

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インプラント タバコ喫煙 2014-03-25 18:00

一般的に粒径10マイクロメートル以上の粒子の大部分は鼻の鼻毛や粘膜に吸着され、

呼吸により肺にまで達することはありません。

しかしそれより小さい浮遊粒子状物質は気管に入りやすく粒径2.5マイクロメートル以下の

微小粒子は肺の深部に侵入、沈着蓄積しやすく発ガン性物質などを

有する有害成分が多いといわれています。

車の排気ガスや工場などのばい煙に含まれる直径2.5マイクロメートル

(1000分の1ミリ)以下の微小粒子状物質です。

 

粒子が小さいため肺の奥にまで侵入し、

呼吸器系を中心に影響を及ぼします。

 

排気ガスに多く含まれ、「公害」のイメージが強いようですが、

実はたばこを吸っている人の隣で吸い込む煙にも多く含まれており

珍しいものではありません。

 

タバコは空気ではなく粒です。

タバコの煙は「公害」と同じなのです。

さあその粒が肺のほうに行ったらどうでしょう。

肺は約3億個もの肺胞というネットによって作り上げられています。

三角コーナーのようなネットなのです。

つまりタバコの粒は肺胞に詰まってしまうのです。

 

同じように、ハウスダストもそうですし、中国で有名になっている大気汚染もそうです。

すべてそれが肺に詰まってしまうのです。なくなりません。

 

タバコを長年吸われた方の肺がどのようになっているかご存知でしょうか。

肺って本当はゴム風船のように柔らかく、膨らんだりしぼんだりするのです。

 

それがヘドロのように粘着性のものがくっつくので、

拡がることができずに弾性がなくなるのです

伸びなくなるのです。

 

ゴワゴワにカチカチに固まってしまうのです。

伸びしろがなくなるのです。

肺の表面が硬くなって膨らんだり縮んだりできにくくなるのです。

肺活量が落ちてしまうのです。

 

 

噛み合わせ専門歯科医院 香川県高松市 吉本歯科医院

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