吉本 彰夫(歯科医師)- コラム「風邪を引きやすい人は口呼吸になっている!(その1)」 - 専門家プロファイル

吉本 彰夫
噛み合わせ専門歯科。インプラント、矯正など質の高い治療を行う

吉本 彰夫

ヨシモト アキオ
( 香川県 / 歯科医師 )
医療法人社団 吉翔会 吉本歯科医院 院長 歯学博士
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風邪を引きやすい人は口呼吸になっている!(その1)

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オーラルケア 口呼吸と鼻呼吸 2014-02-06 18:10

毎年かならず風邪を引く人ってますよね。

同じくインフルエンザにかかりやすい人も。

 

ウイルスは口から入ってきます。

口呼吸が習慣になっている人は、鼻呼吸の人に比べて数倍、風邪を引きやすいのです。

ご存知でしたか?

 

さあ、いますぐ、口呼吸をやめ

鼻呼吸を意識して下さいね。

 

ウイルス感染と、口呼吸はとっても密に繋がっています。

 

あなたは今、口で息をしていますか?

それとも鼻で息をしていますか?

今、口は閉まっていますか?

それとも、口が開いていますか?

歯の大切さはご自身が歯を失ってみてはじめてわかる

そもそも口は物を食べるところ、鼻は息を吸うところです

口は元々空気を吸うところではありません。

口で空気と吸うとゲップになります。

日本人はあまり意識しないかもしれませんが、

砂漠で住んでいる人達を想像してみて下さい。

 

口で息をしている人っていると思いますか?

よくテレビに出ますよね。

 

黒いマントのようなもので口と鼻を押さえていますよね。

あれは何故でしょうか?

 

理由は砂漠の人達は口と鼻を押さえていないと

砂の粉がいっぱい飛んできて鼻や口に入ってしまうからなのです。

 

タバコも同じです。

タバコの煙は消えてなくなるものではありません

タバコの煙は見えなくなると消えてなくなるものだと

勘違いされている方、多いです。

 

しかしタバコの煙は目に見えないだけで

タバコの細かい粉の粒が飛び回っていのです。

その粉が空気中に飛び回っているのです。

 

それを吸い込むとどうなるのか?

口から吸い込めばそのまま粒子がに行きます。

鼻から吸えばそのまま肺に行くと思われますか?

実はこれ、そのまま肺に行かないのです。

 

洗面台のシンクによく三角コーナーを置いて

ネットを置いている方多いですよね。

あれは何故でしょう?

 

排水管に大きい塊やゴミを流さないためですよね。

大きなゴミを取り除くためですよね。

 

これと同じで、鼻にはそのような大きな有害物質やバイキンを取り除く為の機構がいっぱいあるのです。

 

ばい菌が肺の中、体の中に入っていかないための

三角コーナーのようなネットがあるのです。

 

空気中の大きな粒子をちゃんとこの鼻毛や膜で取り除く、これが鼻の役目です。

ですから空気中のばい菌や粒子を体の中に取り込まないために、

人間の体にはそれを防御する器官があるのです。

それが鼻なのです

 

もしその粉や病原菌、ウイルスなどを

そのまま口で吸い込めば、何も防御するようなネットがありませんから、

直接肺に蓄積されます

タバコの煙も同じです。

タバコの粉が肺の中に落ち込みます。

肺の中に粒子が蓄積していきます。

さらに言うならば、どうしてもタバコを吸いたい人は口ではなく、

鼻で吸われてみてもいいかもしれません。少しマシです。

 

続く

 

噛み合わせ専門歯科医院 香川県高松市 吉本歯科医院

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