3つの財布の分け方が決まりません
マネー お金と資産の運用 2007/11/04 01:57オールアバウトへの質問をきっかけに資産運用について少しですが学びました。が、事情があり3つの財布の配分が決まりません。良きアドバイスをお願いします。
私(専業主婦)の資金1900万(うちバランスF200万、日本株180万、ネット定期2年物100万、10年変動国債100万、残り1320万)夫の資金 普通預金150万と1000万(日本株で運用)持ち家なし、子供1人の3人家族。夫(会社員ですが正社員ではない)は150万の生活資金(月14万ほどの支出)を除いて、年250万の貯金を全て投資にまわしており、これについて私は口出しできません。夫がリスクを大きくとっている分、私はリスクを大きくとらないほうが良いのではと感じています。
私の資産運用の目的は、長期は老後資金と子供の教育資金で年5%の運用を投資信託を購入してするつもりです。中期はマイホームの頭金にします。
マイホームは定住地が決まらないので、まだ購入できませんが、その時期を決める事は出来ない状況です。しかし、その際は運用にまわすより夫婦の資産をなるべく多くとって(ローンを減らして)家を購入した方がいいと思っています。
このような事情ですが、将来の変化に柔軟に対応できるような3つのお財布(妻の分)の金額の配分と運用方法をご指摘いただけますと助かります。どうぞよろしくお願いします。
補足
2007/11/04 01:57よくわかっていなくてお恥ずかしいのですが、仮に急に4年後にマイホーム取得という話になった場合(早ければ4年後、遅くとも12年後にはマイホーム購入と予想しています)、夫婦それぞれが資産運用をしていた場合、住宅購入費用はどのようにして(どの資産から)支出すればいいのでしょうか? 今の時点で、私の資産の方から住宅資金や教育費として元本保証のネット定期や国債を多めにとっておくべきなのでしょうか? それとも、少しはリスクをとって投信などで運用していても大丈夫なのでしょうか? ちなみに教育費は、夫の方でも少しは用意してくれるはずなので大学進学用に17年後に700万くらいあれば良いと考えています。
また個人向け国債についてですが、日本の国に対して何となく不安があり、国債ばかりに資産を配分していいものかと感じています(リスクをとらないということが国債を多めにするという意味のようなので)。例えば、今秋の国債の10年の利率は0.85%で、5年固定は1.15%でしたが、これだと2年で1%のネット定期でも5年も固定するより自由がきく分良いのかなと感じました。夏ごろは10年変動でもこれから金利があがりそうな気もしていたので国債の方が良いように思えたのですが。5資産への分散投資の1つに、国債の代わりとしてネット定期(2年から3年のもの)の割合を多めに配分するというのは、あまり良いことではないのでしょうか?
デイジー2さん ( 群馬県 / 女性 / 37歳 )
ふたりで協力して確実に。
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京都のファイナンシャルプランナー、税理士の佐々木です。
ライフプランとして、住宅の購入が4年(〜12年内)に、子供さんの教育資金が17年後の大学進学に700万円ということですね。
住宅の購入資金の金額を見積もることなどもう少し検討しなければならないことはありますが、使う目的や時期は一定はっきりしていますよね。
まず、いざというときにすぐに使えるお金としてネット定期100万、10年国債100万、夫様の150万で確保しておくということです。これは安全でいつでもおろせることが大切です。
ネット定期と国債のどちらにするかを考えるなら利率の高さを基準にして「扱いやすい」ものを選べばよいのではないでしょうか。日本の政治や経済はいろいろなことが起こって「だいじょうぶ?」と思うこともよくありますが、短期的な運用を考えた場合はそれほど神経質になる必要はないのでは、とも思います。
住宅資金は最短で4年後ということですが、一定リスクをとった資産運用で、また17年後の教育資金はリスクを多めにとれます。17年後の教育資金700万円には300万円程度を7%前後の運用をめざしてはどうでしょう。この300万円は全額夫様からで(笑)。
住宅資金はローン部分を少なくしたほうが運用効率は高まります。ただ4年後の住宅購入となるとリスクはあまり多くはとれないでしょう。1320万円を5%で運用しても1600万円です。どのくらいの物件で頭金の設定をどのあたりにするかの検討になりますね。
分散投資を充分考慮しての投資信託での確実な運用をお勧めします。
最適な運用をご提案できます。お気軽にご相談ください。
補足
夫婦ふたりがそれぞれで資産運用しているとしても、住宅の購入や子供さんの教育、老後のことなど“家族”のライフプランを実現するためには協力して確実な運用をめざさないといけません。これをふまえた上で、余裕資金をそれぞれが資産運用するという考え方が大切ではないでしょうか。
夫様の資産運用に立ち入る立場ではありませんが、家計全体(1900万円+1150万円)のうち日本株への投資が1180万円(1000万円+180万円)、約39%となります。また年収400万円のうち250万円を夫様が投資しているとのことですが、全体の資産配分をみると株式に運用されているように思えます。株式にも銘柄などによってリスクに高い低いがありますし、夫様も当然にリスクに配慮して賢明な運用をされていると思いますが、家計全体、家族のライフプランを考えた場合にはやはり株式の比率が高く、リスクが過大です。
ふたりで話し合える余地があるなら一度話し合ってみるのもよいのではと“おせっかい”なことも思います(汗!)。
評価・お礼
デイジー2 さん
ありがとうございました。夫の方が徐々に分散できるといいのですが。今は自分の方を検討しつつ様子をみます。