植森 宏昌
ウエモリ ヒロマサ団体長期生涯所得補償保険GLTDについて
マネー 保険設計・保険見直し 2010/01/06 23:37団体長期障害所得補償保険について調べています。
この保険は、過去においてはあまり日本で普及していなかったと聞きましたが、現在日本においてこの保険の位置づけはどうなっているのでしょうか?
たくさんのメリットがあることはわかるのですが、デメリットがよくわかりません。GLTDのデメリットを教えていただきたいです!
また、GLTDの持つ課題・問題点などがありましたら教えていただきたいです。
pさん ( 東京都 / 女性 / 22歳 )
GLDTについて
はじめましてP様。アイスビィの植森宏昌です。
個人的には私も加入していますが良い保険かと思います。
そもそも、所得補償保険とは、被保険者(保険の対象者)がケガや病気で働けなくなった場合(就業不能と言う)に、保険金として設定した金額を月額で受け取る保険の事です。
では、就業不能とはどういう状態の事を言うのでしょうか?簡単に言うと病気やケガで医師の治療を要し、尚且つ、その直接の結果として保険証券記載の業務に全く従事できない状態の事をいいます。
医療保険と違い、所得補償保険は入院しない自宅で療養する場合でも就業が不能であれば保険金を受け取る事が出来る保険です。
基本的には団体での加入しか出来ませんので加入出来る方は少ないかと思います。私が実際、良く販売してますのが団体以外でも個人で加入できる長期間の補償がある日立キャピタル損害保険のPLTDと言う商品です。内容的には一部、違う部分はありますが似た商品かと思います。
従来の所得補償保険の保険金支払期間は1〜2年と短期間でしたが、PLTDは病気やケガで全く働けない状態が続く場合、最長満60歳まで毎月保険金を受け取る事が出来るのです。
デメリットを強いて言うならば、免責期間が60日から90日と長く、短期間の就業不能には対応しない点ですかね。ただ、その分、保険料も安く、実際には医療保険での給付や有給休暇等もあり、余り短期間の就業不能では困らない方も多いのも確かです。考え方ですので免責期間をデメリットととるかメリットと取るかは人それぞれかと思います。