植森 宏昌(ファイナンシャルプランナー)- Q&A回答「住宅ローン金利の考え方」 - 専門家プロファイル

植森 宏昌
お客様との信頼関係を大切に!一生涯の安心と満足をご提供

植森 宏昌

ウエモリ ヒロマサ
( 大阪府 / ファイナンシャルプランナー )
有限会社アイスビィ 代表取締役
Q&A回答への評価:
4.3/89件
お客様の声: 2件
サービス:11件
Q&A:304件
コラム:519件
写真:25件
お気軽にお問い合わせください
0120-961-110
※お電話の際は「"プロファイル"を見た」とお伝え下さい。
印刷画面へ
専門家への個別相談、仕事の依頼、見積の請求などは、こちらからお気軽にお問い合わせください。
問い合わせ
専門家への取材依頼、執筆や講演の依頼などは、こちらからお問い合わせください。
取材の依頼
専門家への資料の請求は、こちらからお問い合わせください。
資料の請求

マンションを契約し、事前審査中です。

マネー 住宅資金・住宅ローン 2010/08/26 00:51

3月に子供が生まれたのをきっかけに、7月よりマンション購入を
検討し始め、たまたま便利な所に条件の良いマンションがあり
先日、契約し住宅ローンの事前審査の申し込みをしてきました。
2012年3月に入居予定です。

夫 年収330万円 会社員 勤続約5年 32歳
妻 年収470万円 公務員 勤続約8年 31歳 来年3月まで育児休暇中です。

マンションの購入金額が3120万円
自己資金?・・・というのでしょうか 要は頭金が220万円です。

共有名義で考えておりまして
夫分 頭金220万円 ローンが1400万円
妻分 頭金0    ローンが1500万円
というような計算だったと思います。(計算例をもらって帰ってこなかったため
正確ではないのですが)

A銀行がお勧めですと勧められ(提携ローン、変動で年利が0.9を少し切るくらいでした)
変動金利に対して聞くと、過去20年くらいの金利のグラフを示され
「固定でメリットが出るのはバブル期くらいに金利が上がった時だけで、そんなことは考えにくいので変動のほうがよいですよ」
「大半の方は変動金利にされてますよ」とのことでした。

勧められるがままに進めてきたのですが、
ここ数日、いろいろ調べているうち少し違うように感じ質問させていただきます。

1.私が数日調べた限りでは、固定と変動をミックスしたものがよいのではないかと思うのですが?
また、その場合 たとえば夫分固定 妻分変動 とかなのですか?
2.固定分をフラット35で検討すべきものなのでしょうか?
3.1.2の場合A銀行ではできないようなのですが、事前審査後でも
返済方法や銀行を変更することはできるのでしょうか?
最終的な返済方法は本契約時に決めるという認識でよいのでしょうか?
4.そもそもこういう相談はどこでするものなのでしょうか?
こういったところでさせていただいてよいものなのでしょうか?
5.この情報でほかにおかしなところはありますか?
無知なものですから、見当違いな質問かもしれませんがよろしくお願いします。

vg17s5jpさん ( 大阪府 / 男性 / 32歳 )

植森 宏昌 専門家

植森 宏昌
ファイナンシャルプランナー

1 good

住宅ローン金利の考え方

2010/08/26 01:28
( 4 .0)

初めまして、vg17s5jp様。アイスビィの植森宏昌です。

参考になるか分かりませんが以前にコラムで紹介した住宅ローンについてを下記に記載しますね。

「最近、住宅ローンの事前審査での通過率が5割を切っていると聞きました。昨今の低金利の関係で借入額の割には毎月の返済額が抑えられる関係から安易に不動産屋に言われるまま住宅購入に踏み切る方が増えたのも原因の1つと考えられます。会社倒産、失業、賃金カット病気等もあれば、取引先の倒産などに因る他の要因からの収入の減少等もあり、ある日突然何が起こるか分からない世の中になってきましたね。

又、仮に景気が回復した場合、1000万円当たり金利が1%上昇すると返済額は毎月5000円近く上昇します。給与の上がらない時代に5000円は死活問題ですよね?借り入れが3000万円あれば15000円ですならね。。。

そので最近は、フラット35の申込件数が急増しています。平成21年度は20年度に比べて、申込件数が約2倍(買取型)と大幅にアップしました。

では、何故、人気なのか?ですが1番はフラット35Sなら、返済開始後10年間の金利がマイナス年1.0%に拡大されたからでしょうね。それなら、今、流行りの銀行の変動金利とたいして遜色ない金利となる上、固定金利で且つ 11年目以降の金利も当初から確定しており、将来的な金利変動リスクがないからでしょうね。

※マイナス年1.0%金利引下げは、平成22年12月30日までの申込み分に適用される時限措置で募集金額も設定されているので検討中の方は早い目に行動に移して下さいね。

補足

他にも以前は借り換えはダメだったのですが昨年6月にフラット35の制度が拡充され借り換えにも利用できるようになった点も大きいでしょうね。併せて融資額は建設費または購入価額の100%まで利用可能となった点も大きいと言えます。ただ、頭金無しで住宅購入されるのは個人的にはどうかと思いますね。頭金0で購入する計画性や将来の事を考えた場合、本当に住宅ローンを組んでまで今、マイホームを購入すべきかも含め、じっくりと検討される事をお薦め致します。

賃貸は高ければ引っ越し出来ますが、購入した物は簡単には移れません。まして、購入時の価格より高く売れる家は殆ど皆無でしょうね。仮に同じ値段で売れたとしても購入時に掛かった諸費用や、売却時に掛かる仲介手数料、引っ越し費用などを考えるだけで赤字です。不動産屋は売れば終いですし、その後、買い換えてくれても再度、手数料が入ります。

金利だけで判断せず、ご自身や家族の将来を含め慎重に判断される事を私ならご提案します。」

評価・お礼

vg17s5jp さん

早速のご回答ありがとうございました。
現在賃貸で家賃+駐車場代を月約13万円支払いしておりまして、家賃を支払うのがもったいない
という周囲の意見の影響を受けて、
貯蓄額は少ないめながらマンション購入を決めたところがあります。
住宅ローンの悩みはそのあとに出てきたところがありまして、事前の勉強不足を反省しているところです。
ただ、購入のタイミングに関しては後悔はしておりませんで(これも勉強不足だからかもしれませんが)
ご意見を参考にしまして、今後の進め方を考えようと思います。
ありがとうございました。

植森 宏昌

ご返答ありがとうございます。
又、分からない事があれば同じ大阪ですから、いつでもご相談ください。

プロフィール評価・口コミ対応業務経歴・実績連絡先・アクセスサービスQ&Aコラム写真