渡辺 行雄(ファイナンシャルプランナー)- Q&A回答「kokomeiさんの家計診断について」 - 専門家プロファイル

渡辺 行雄
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( 東京都 / ファイナンシャルプランナー )
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生活環境の変化で…家計診断お願い致します

マネー 家計・ライフプラン 2014/03/05 20:59

生活環境の変化により、適正な家計管理がわからず悩んでいます。
よろしくお願い致します。

夫  38歳(メーカー営業職)
妻(私) 31歳(扶養内事務派遣)
子供なし
持家なし

収入 夫:230,000円/月、ボーナス180万/年 妻:90,000円/月(共に手取り)
貯蓄 普通預金 10,000,000円
   会社財形貯蓄 (40,000円/月夫給与天引き)
支出
家賃:0(39,000/月給与から天引き)
駐車場代:15,000
生命保険:0(20,199円/月夫:給与から天引き、42歳で払い込み終了)
生命保険:3,000/月(妻:掛捨て型)
生命保険:220,000/年(貯蓄用、年一度払い。夫定年時約11,000,000円返戻予定)
自動車関連:会社手当より夫が支払

NHK:1,225円/月
携帯:15,000/月(スマホ2台分)
ネット:5,500/月

電気:8,000/月
水道:2,600/月
ガス:5,000/月
※いずれも通年平均額

食費:30,000/月
お酒代:10,000/月
外食費:15,000/月
日用品:10,000/月

夫おこずかい:営業手当分。(上記記載外。月50,000-60,000円)
妻おこずかい:?
他レジャー代:10,000円(週末のお出かけ等)
※妻側のおこずかいは特に定めておりませんが、ここ数カ月だと使っている金額は10,000前後です。

他、夏季旅行や遠方帰省で年数回まとまった支出があります。(年間50万ほど)
慶弔(交際)費:20,000円(月平均)がコンスタントに出ています。

昨年までは私(妻)も正社員で働いており、世帯年収も支出も共に多いDINKSでした。
夫の転勤に伴い扶養内派遣に転職したため、世帯年収が400万ほど減少し月々どの程度の貯蓄が適正なのかわかりません。
環境の変化にお金を使うことが怖くなってしまい、どの程度使っていいのかもわからない状況です。
食費が高めなのはわかっているのですが、できれば削りたくない部分です。

上記の通り、夫の給与から天引きされているものも多くわかりづらい原因の一つになっています。
(夫の給与額額面は445,000円、手取りは230,000円と差が非常に大きいです)
転勤族+会社からの家賃補助額が大きいため現時点で家を購入する予定はなく、
老後の居住地、家の購入等は検討中です。
子供はこれからほしいと思っています。(希望は1人か2人)

月々および年間の貯蓄目標額はどれぐらいが適正でしょうか。
正すべき部分もご指摘頂ければと思います。
ご教示頂けますと幸いです。

kokomeiさん ( 長崎県 / 女性 / 31歳 )

渡辺 行雄

渡辺 行雄
ファイナンシャルプランナー

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kokomeiさんの家計診断について

2014/03/06 16:01
( 5 .0)

kokomeiさんへ

はじめまして、個別相談専門のファイナンシャル・プランナーとして活動しています、
渡辺と申します。

『月々および年間貯蓄目標額はどれくらいが適正でしょうか。』
につきまして、

毎月の貯蓄金額につきましては、
まず、2人合わせた手取り月収金額の15%から20%ほどを目標にしてください。

よって、kokomeiさんの場合、
2人合わせた手取り月収金額が320,000円ほどとなりますので、
毎月の積立金額として、48,000円から64,000円ほどとなります。

また、さらに家計にゆとりがありましたら、
家計はご主人さまだけの収入でやり繰りして、
kokomeiさんの収入は貯蓄に充てるようにしてください。

尚、kokomeiさんの場合、
普通預金に10,000,000円ということですが、
例えば、預貯金金利を0.2%とした場合、
一年間で受け取れる利息は、20,000円ほどとなりますが、
4.0%ほどで運用できた場合、
一年間で受け取れる配当金は、400,000円と、
20倍にもなります。

この例えはちょっと極端ですが、
10,000,000円を普通預金のままというのは、
運用という観点からすると、ちょっともったいないと考えますので、
お金にも汗をかいて少し働いてもらうようにすることをお勧めします。

『正すべき部分もご指摘いただければと思います。』
につきまして、

kokomeiさんの家計簿データを拝見いたしましたが、
特に過剰と思われる支出項目も見あたりませんので、
家計はしっかりと管理されています。

また、多少食費は多めになっていますが、
家計管理にあたっては趣向もありますし、
支出にメリハリをつけることは、結構なことですし、
家計管理を行っていくうえで、収入と支出のバランスがとれているのですから、
特に気にする必要はありません。

大丈夫です。


ご主人様の給与額面金額445,000円には、
・財形貯蓄 40,000円
・支払い家賃分 39,000円
・保険料 20,199円
が含まれているとした場合、

手取り月収金額230,000円に一旦、財形貯蓄、支払い家賃分、保険料の分を戻した金額を、
手取り金額と考えた方が分かり易いかも知れません。

以上、ご参考にしていただけますと幸いです。
リアルビジョン 渡辺行雄
http;//www.fpreal.jp/

評価・お礼

kokomei さん

2014/03/16 10:07

渡辺様

この度はご回答ありがとうございます。

具体的な金額をご提示頂き、とても参考になりました。
手取り金額に給与天引き分を差し戻し、
私の給与をそのまま貯蓄に充てよう思います。

ご指摘の通り運用についても現在検討しております。
恥ずかしながら昨年までは支出管理をしておらず、気付いたら微増で普通預金にお金が残っていた、という感じで…。
長期運用前提で個人年金や投資信託について勉強しているところです。

何よりも
>大丈夫です。
という言葉にほっと致しました。
どの程度貯蓄するか、というのと同じぐらい家計がおかしくないのかが不安でお金を使うことが怖いことに悩んでいましたので…

アドバイス参考にさせて頂きます。
改めて御礼申し上げます。

渡辺 行雄

渡辺 行雄

2014/03/16 10:22

kokomeiさんへ

お返事いただきありがとうございます。
また、多少なりともお役に立てて、何よりでした。

これからもマネーに関することで、
分からないことがありましたら、ご相談ください。

リアルビジョン 渡辺行雄

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