大沼 徹(建築家)- Q&A回答「工事中のトラブルへの心構えの一例」 - 専門家プロファイル

大沼 徹
人の思いと土地の個性を結んだ、オンリーワンの環境づくり

大沼 徹

オオヌマ トオル
( 東京都 / 建築家 )
大沼建築・環境計画事務所 主宰
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バルコニー支え柱について。

住宅・不動産 新築工事・施工 2016/05/22 01:39

現在、新築中です。バルコニーを支える柱について質問致します。

先日、外壁が出来上がりよく見てみると、バルコニーを支える柱(両脇)があるのですが、打ち合わせよりも短く施行されているのに気が付きました。

ベランダの幅は、120センチ。柱は、30センチ程しかありませんでした。

打ち合わせの際には、90センチと言っていたので、私たちもそうなるのだと疑いもしませんでした。

自宅にて、図面を確認すると30センチの記載がありました。素人の私たちは、疑いもせずにサインをしていました。

120のバルコニーの幅に、30センチの支えの柱、耐震、耐久、強度は問題ないのでしょうか?
夫婦共に、精神的ショックは隠しきれませんでした。

明日、工務店側に現場にて話すつもりなのですが、アドバイスを頂ければ助かります。宜しくお願い致します。

補足

2016/05/22 01:46

又、打ち合わせ時に言っていた幅と違っていたのに気が付かず、図面にサインをしてしまったのですが、問題がある場合、工務店側に再施行。又は、補強なとの措置をとって頂く事は可能なのでしょうか?

建設中。さん ( 茨城県 / 男性 / 34歳 )

工事中のトラブルへの心構えの一例

2016/05/22 02:44

東京多摩地域で建築設計に携わっている大沼と申します。
 昨日の今日というかなりお急ぎのご質問。取り急ぎで回答させていただきます。
 文面からは詳細不明ですが、明日の打合せに向けて目下大切なことは、打合せで聞いた聞いていない、打合せと図面が違う、ベランダ巾が要望と違うのに気が付かなかった、サインしたしない、などの経緯よりも、ベランダ巾は本当は幾つ欲しいのか、そしてそれを支える柱がどこに建ちどれだけの長さが実際必要か、という実質的な確認を優先したいただいたほうが良いと思います。柱長さの話から、下階屋根の上に束立てしてのベランダと推察されます。その場合、柱足元の防水処理さえできていれば性能的な問題は小さめで済むと思われます。お気持ち的には「損して得とれ」作戦が今回は適切かと。
 以上、多少なりともご参考になれば幸いです。

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