戸建住宅の室内建具の遮音扉について
住宅・不動産 新築工事・施工 2015/05/09 21:40最近戸建住宅を新築した者です。
LDK内にトイレを配置したのですが、妻から「音が気になる」
と言われ対策を考えていまして遮音扉を検討しています。
インターネットで調べると、遮音扉・プライベート扉などという
建具を見つけました。
「リクシル ウッディライン プライベートドア」や
「DAIKEN 音配慮ドア」などがありました。
施工実績のある方いらっしゃいましたら、効果などを教えてください。
その他遮音・音漏れ軽減の案ありましたら教えてください。
現状は以下の通りです。
間取りは、LDK+畳で25畳程度の広さ。
南側がリビング(TVが置いてある)で北側がダイニングキッチン。
キッチン側にトイレがあって、トイレ扉前には壁がありその壁を周り込むようにして
トイレへ行きます。
トイレの広さは1畳程度(柱芯で910×1820くらい)。
壁と天井は一般的な、プラスターボード+クロス貼り。
床はフロアタイル。、
扉はパナソニックのヴェリティスシリーズの開き戸。
音の聞こえ具合としては、
トイレの中にいる時は、リビングのTVの音などが少し聞こえる。
リビングにいてTV等が消えていてシーンとしていると排泄後の水を流す音などが
少し聞こえる。
やや気にし過ぎでは・・・という感もあるが、やはり女性は気になると思います。
特に親戚や妻の友人達には気を使ってもらいたくないので、できるだけの対処はしたいです。
扉交換で10万程度(施工込み)で改善するなら真剣に考えたいです。
(現状のパナの扉は、2階の子供部屋が今はフルオープンで将来に壁を立てるので
その時に使います)
後の祭りですが、トイレとLDKはひと空間挟んだ方がいいですね・・・
どうぞよろしくお願いします。
hanamarusanさん ( 東京都 / 男性 / 44歳 )
遮音は換気と併せてお考えください。
はじめまして。東京多摩地域で建築設計に携わっている大沼と申します。
遮音扉は音と共に空気の流れも遮ります。トイレでは換気扇が排気した分の空気を扉下の隙間か扉面のガラリから取り込んでいるのが通常で、その分トイレ内の音はより伝わりやすくなっています。単に遮音扉に変えてしまうと換気能力が落ちたり、扉が開けづらくなりますので、併せて換気扇を同時給排型に変える必要が出てきます。また、設計によってはその換気扇がトイレ用だけでなく、屋内全体の24時間換気用の換気扇を兼ねていることもあり、その場合は屋内全体の換気計画から見直す必要が出てきます。
遮音扉の他には、トイレ用擬音装置の導入、トイレ扉前の壁を相手に非遮音扉を追加してトイレ前を前室化する、なども検討対象としてありえるかもしれません。新居の設計担当者に相談し、選択肢を整理しながらご検討されることをお薦めします。