うつ?自分では違うとは思いますが・・・
心と体・医療健康 心の不安・性格改善 2009/09/27 14:47自分としては「もしかしたら、うつ?」という気持ちと「そんなはずはない、自分の性格や考え方次第だ」という気持ちが半々です。
昔、自分の兄が精神科に入院したことがあり、自分自身そのことで偏見の目にさらされたことがあるので、兄や、そこまで兄を追い詰めた家族を許せないまま大人になりました。兄はこの先も精神科の薬を飲み続け、社会に適応することはないままの人生です。
だからこそ、自分だけは心を病んだりしないよう強い心で生きてきたし、自分はうつや精神疾患には無縁と思ってきました。
でも本当にこのまま放っておいて良いのだろうか・・・という気持ちが最近は大きくなってきました。
気になっている症状は、
・朝起きた時に倦怠感が強く、何もしたくない。(通勤しなければ、と思えば思うほど、自然と動作も遅くなる。会社の最寄り駅についた途端に突然行きたくなくなる事もある)
・将来への強い不安が常につきまとう(特に金銭の不安。実際には生活破たんはしてないが、破たんした時のことを具体的に心配してしまう)
・人と会ったり会話するのがおっくうになる。
・以前は好きだった気分転換がおっくうになり、外出したくない。
・夫や友人の前では楽しそうにするが、後でどっと疲れる。
・自殺願望は特にないが、別に生きていたいという願望も持てない。
・口には出さないが、身近な人間や赤の他人のちょっとした行動や容姿に対し激しい憎悪・嫌悪感にも似た攻撃的な感情を瞬間的に抱くときがある。後で考えれば大したことじゃないし、そんな醜い気持ちを持つ自分がたまらなく嫌なのに、気持ちが抑えられない。
・過去の悲しい思い出や辛かった事が突然思い出され、悲しくなったり自己嫌悪になる(家でも仕事中でも)
・自分はどうなってもいいと思い無気力になる。悲しくない時でも涙が止まらない。
torakazuさん
偏見によるトラウマ?現状と向き合い生活習慣の改善も
実の兄がうつ病で苦しんでいる姿を間近に見て暮らし、また世間的な偏見の目に晒され、今度は自分も同じうつ病に罹った可能性があるという場合には、その病気の怖さを痛感しているだけに、それを否定する気持ちを抱くのは無理からぬところです。
ところで、あなたが気になっている症状、すなわち朝の倦怠感、将来への強い不安感、会話や外出が億劫、攻撃的な感情、自己嫌悪、無気力などは、どれもうつ病を示唆する症状ばかりです。症状の強さにもよりますが、うつ病の傾向があるとみて対処した方が良さそうです。
ここでうつ病の存在を否定してばかりいると重要な問題を先送りすることになり、適切な対応や治療が後手に廻って、結果的に大きな代償を蒙ることにもつながりかねません。従ってここはご自身の状況と正面から向き合い、適切な対応と治療を行なうことをお勧めします。
先ず最初に、ご自身が今の状況に至った原因として思い当たることはないでしょうか。お兄さんがうつ病ということは、一般論としては家庭環境や家庭内人間関係、日々の食生活などが原因となり得る要素です。個人レベルでは低体温もうつ病の原因の一つとなります。
具体的にはお兄さんとの兄弟間の関係、またご両親との関係などがポイントとなりますが、特に問題はなかったでしょうか。また親戚や近所、同級生などからの偏見がトラウマとなり、それが蓄積してうつ病の遠因となることは充分考えられます。
意外な原因として見過ごせないのが食生活と栄養バランスの乱れ、それに低体温です。これについてはこのQ&Aやコラムで何回となく詳述しておりますので、参考になさって下さい。
一例を挙げれば、糖質の摂り過ぎは反応性低血糖を、ビタミンやミネラル、アミノ酸の不足は神経伝達物質の欠乏をそれぞれ招き、神経機能を損なってうつ病の原因となります。従って砂糖や甘いものの摂取を控え、充分量の野菜や果物、適量の肉や魚を食べることが大切です。