吉野 真人(医師)- コラム「新型インフルを予防するとっておきの方法とは?(6)」 - 専門家プロファイル

吉野 真人
あなたの自然治癒力を引き出し心身の健康づくりをサポートします

吉野 真人

ヨシノ マサト
( 東京都 / 医師 )
Q&A回答への評価:
4.7/38件
サービス:1件
Q&A:158件
コラム:500件
写真:0件
お気軽にお問い合わせください
03-3277-3737
※お電話の際は「"プロファイル"を見た」とお伝え下さい。
印刷画面へ
専門家への個別相談、仕事の依頼、見積の請求などは、こちらからお気軽にお問い合わせください。
問い合わせ
専門家への取材依頼、執筆や講演の依頼などは、こちらからお問い合わせください。
取材の依頼

新型インフルを予防するとっておきの方法とは?(6)

- good

2009-11-26 07:00
(続き)・・反対に野菜や果物、豆類、海藻などの植物性の食品は、総じて体質を改善し免疫力を向上させるので大いに食べましょう。特に新鮮な果物と生野菜はお勧めです。昔から「リンゴ赤くなると医者青くなる」という諺があり、健康になるための基本的な取り組みといえます。

食材や食品と並んで大切なのが「体温」です。人間の体温は36.5℃で一定していますが、最近では35℃台の低体温の方が目立ちます。35℃台になると免疫力や代謝が著しく低下し感染症などにも弱くなります。従って体温を36.5℃付近まで上昇させることが大切です。

そのためには上記のような野菜や果物などに加えて、適量の肉や魚などのタンパク源が欠かせません。無理なダイエットをして極端な偏食になるとタンパク質が不足して免疫力が低下し、風邪などをひきやすくなります。

それと並んで食材や食品の温度にも注意が必要です。夏場などはどうしても冷たい飲み物を飲みたくなりますが、冷たい食べ物や飲み物や腹部を冷やし免疫力を低下させる基となります。従って水も野菜も果物もあまり冷やさずにいただきましょう。

さらにお風呂の入り方が重要です。若者を中心にお風呂に入らずシャワーだけという人が増えていますが、それでは体はむしろ冷えてしまいます。かといって高温のお湯にさっと入って出てしまう「カラスの行水」では、汗ばかり出て意外と芯まで温まりません・・(続く)
プロフィール評価・口コミ対応業務経歴・実績連絡先・アクセスサービスQ&Aコラム