吉野 真人(医師)- コラム「医者が経営者と「同じ釜の飯」を喰う利点とは?(6)」 - 専門家プロファイル

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ヨシノ マサト
( 東京都 / 医師 )
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医者が経営者と「同じ釜の飯」を喰う利点とは?(6)

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2009-08-24 07:00
(続き)・・少数の企業ではその問題にいち早く気がつき、一般社員や新入社員に向けて、コミュニケーション教育やマネジメント研修などを導入し、社員のモチベーションや業績が向上するなどの成果をあげています。こういう企業は、もはや学校教育に頼ってはいません。

 優秀な経営者というのは、概して異業種の経営者と積極的に交流しています。同業者とも付き合うが、異業種ならではの効能があります。同業だと、同じ視点や「思考の癖」でものを見て、お互い納得してしまいます。

 異業種同志の場合には、お互いにない発想で討論したり、感想を述べ合うことが出来ます。同業仲間だけでは解決出来なかった案件を、異業種の人間がいとも簡単に解決してしまうという事例も豊富にあるのです。

 医業経営者の場合も、様々な業種の経営者と「裸の付き合い」をし、同じ体験をし、同じ釜の飯を喰う中で、今の難しい医療情勢を根本から解決する糸口がつかめることもあり得るのではないでしょうか。

 これは相手側の経営者にとっても、大きなメリットがあります。医療経営者という、自分とは違ったスタンスの経営者と付き合うことで、自分のビジネスを、「健康」という側面から見つめ直す、良い機会に恵まれることになるでしょう。
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