吉野 真人(医師)- コラム「医者が経営者と「同じ釜の飯」を喰う利点とは?(2)」 - 専門家プロファイル

吉野 真人
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ヨシノ マサト
( 東京都 / 医師 )
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医者が経営者と「同じ釜の飯」を喰う利点とは?(2)

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2009-08-10 07:00
(続き)・・開業医などの「経営する医師」が、企業などの経営者と手を組むメリットは、医院を経営する上での経営上のノウハウを学べるというスキル上の要素だけではありません。もっと様々な実利的な利点や、経営者マインドを共有できるという、精神的な要素もあるのです。

 経営のスキルはもちろん重要です。人事などのマネジメントや経理、税金対策や資金調達、従業員の労務管理などは、日々の医院経営を続ける上で、どれ一つとっても欠かすことのできない、重要項目ばかりです。ただこれらは、院長である医師の仕事ではあるものの、提携するコンサルタントや税理士、社会保険労務士などに対応の一部を依頼することも可能な事項です。

 医院経営が一つの健康産業としての側面をもっている以上、お客さん(患者さん)に来てもらわなくては話になりません。いくら良い医療技術、高級な医療機器を備えているからといって、お客さんが来る気にならなければ、宝の持ち腐れというものです。従って自院の良さをアピールし、一人でも多くのお客さんに来院してもらい、一人でも多くの方を紹介してもらわなければなりません。

 こういう「集客」に関しては、どういうお客さんに来ていただくか・・というターゲット層を常に意識し、そのターゲット層に対して積極的にアプローチをかけていく必要があります。つまり「顧客を創造する」というマーケティングの作業が避けられません。しかしそれにばかり注力している余裕はさほどなく、できるだけ能率よく集客できるに越したことはありません・・(続く)
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