森本 直人
モリモト ナオト家計に対する家賃の妥当性について質問です
マネー 住宅資金・住宅ローン 2009/12/18 08:17これから、婚約者と2人暮らしを始めるため、物件を探しています。
先日、UR賃貸の新築物件を内覧してきました。
とてもとても気に入ったのですが、家賃が共益費を含め、156,100円と予算の12万を大きく越えています。ただ、URなので、敷金3ヶ月のみで、礼金・仲介手数料や更新料はありません。
現在、私(31歳)は遠方の実家に暮らしており引っ越してからの仕事がまだきまっていないのですが、資格を生かして最低でも18万〜20万の手取りを貰える仕事に就こうと思っています。彼(42歳)はボーナスなしの月給30万です。
来年頃には妊娠・出産を希望しており、産休育休期間、収入が彼の分だけになっても、この家賃でやっていけるか心配です。
以下、家計予測をたてたのですが、家計からみての家賃妥当性と、家計の項目に追加するものがあれば教えて下さい。よろしくお願いします。
収入 30万(彼)+18〜20万(私)=48〜50万
貯蓄 50万(彼)+240万(私)=290万
支出
家賃 150,000
食費 30,000
光熱費 13,000
日用品 10,000
慶弔費貯金 15,000
医療費 3,000
携帯電話 20,000
プロバイダ 4,000
レジャー 20,000
彼小遣い 40,000
私小遣い 40,000 合計345,000
jyajyaさん ( 東京都 / 女性 / 31歳 )
いくつかの注意点です
- ( 2 .0)
jyajya様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナーの森本直人と申します。
ご相談の件、賃貸の場合は、住宅ローンを組んでマンションを購入するのとは違い、無理があれば、引っ越せばよい話ですから、それほど、悩まなくてもよいかもしれません。
自由に住み替えて、いろいろな住環境を体験できるのが、賃貸派の特権ですから、新婚時の賃貸暮らしは、賢明と思います。
ただし、いろいろな賃貸物件を見ているうちに、家賃がもったいないので、だったら家を買っちゃおうか、という展開になる方もいらっしゃいます。
単純に月々の返済額と家賃を比較して、決めてしまう方も多いのですが、両者は、まったく違うものですから、もしもその展開になった場合は、より慎重に考えなければなりません。
ところで、車をお持ちでしょうか。
もし車を持っている、あるいは、持つ予定がある場合は、家賃と車両関連費は、セットで考えるべき、というのが、これまでにご相談を受けてきた中での私の答えです。
2人暮らしの間に、広い部屋に住んで、お子さんが生まれてから、狭い部屋に引っ越さなければならないという事態は、本末転倒ですから、具体的には、キャッシュフロー表(CF表)を作成して判断されることをおすすめします。
ちなみに、CF表とは、人生の資金繰り表のことです。
ご自身でエクセルで作成することも可能ですが、作り方や読み方など、いくつか注意すべき点がありますので、より慎重に考えたい場合は、CF表の作成経験が豊富な独立系のファイナンシャルプランナーと相談しながら作成するのもひとつの方法です。
以上、ご参考にしていただけると幸いです。
評価・お礼
jyajya さん
アドバイスありがとうございます。
車は持っておらず、今後も所有する予定はありません。
賃貸は自由に住み替えることができるのがメリット、という言葉になるほど!と思わされました。色々な賃貸物件を経験することで、自分たちにしっくりくる家がイメージできるのだなと分かりました。
今回、初めてキャッシュフロー表を作成してみて、人生という視点での収支を目でみて、将来持つこどもの数や、パートか正職員で働くかの選択等色々なことを考えるきっかけになりました。
アドバイス、どうもありがとうございました。