森本 直人(ファイナンシャルプランナー)- Q&A回答「「時間」を味方につけましょう。」 - 専門家プロファイル

森本 直人
オフィスは千代田区内。働き盛りの皆さんの資産形成をお手伝い

森本 直人

モリモト ナオト
( 東京都 / ファイナンシャルプランナー )
森本FP事務所 代表
Q&A回答への評価:
4.4/547件
サービス:0件
Q&A:1,247件
コラム:168件
写真:0件
お気軽にお問い合わせください
050-3786-4308
※お電話の際は「"プロファイル"を見た」とお伝え下さい。
印刷画面へ
専門家への個別相談、仕事の依頼、見積の請求などは、こちらからお気軽にお問い合わせください。
問い合わせ
専門家への取材依頼、執筆や講演の依頼などは、こちらからお問い合わせください。
取材の依頼

家計の見直しについて

マネー 家計・ライフプラン 2008/04/09 19:15

結婚1年を迎え、収入支出が安定してきたことから、今後貯蓄を増やすにはどうしたらよいか、保険の契約に無駄がないかアドバイスをお願い致します。

<収入>
夫(会社員):手取り月収 250000円     
妻(派遣社員): 〃   150000円
夫 ボーナス 年2回 計 100万円
<支出>
夫小遣い     35000
妻小遣い     30000
家賃(賃貸)   64000
駐車場代(2台分) 8000
ガソリン代(〃) 15000
ガス代      14600
電気代      10424
水道代       5135
固定電話代      657
携帯電話代     12785
新聞代       3300
食費(酒代含)  31000
食費(外食)    5000
日用品費      3000
医療費       2000
理容院代      3800
生命保険代(夫)  27130
<毎月の貯蓄>      約130000円

今後 子ども 2人欲しいと思っています。
結婚前の貯蓄は各自で管理し、結婚後からの貯蓄が約200万円(普通預金)です。
運用はどのようにしたらよろしいでしょうか?

転勤もあり、ゆくゆくは夫の実家に住むつもりなので、住居の購入予定はありません。


 

補足

2008/04/09 19:15

保険の内容ですが、            保険料
入院保障保険(終身型)<60日型>
入院給付金日額 10000円          5080

高度先進医療給付特約  80歳(保険期間)
基本給付金 20000円             60

生活習慣病長期継続入院給付特約<120日型>
生活習慣病長期継続日額 10000円       790

手術給付特約
手術給付金日額 10000円           830

上記すべて保険料払込期間 60歳

低払いもどし金型定期保険          16010
保険期間 98歳  保険料払込期間 65歳
保険金額  1000万円  

家族収入特約<5年保障定額型>        4360
保険期間 60歳  保険料払込期間 60歳
基準年金年額 100万円
                    計 27130

保険の内容に無駄はないでしょうか?
私は保険に入っていないのですが、どのような保険がお勧めでしょうか?

*n*さん ( 福岡県 / 女性 / 29歳 )

森本 直人 専門家

森本 直人
ファイナンシャルプランナー

- good

「時間」を味方につけましょう。

2008/04/10 17:30
( 5 .0)

n様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナー(IFA)の森本直人と申します。

家計の見直しの件、20代の方には、特に「時間」を味方につけましょうと呼びかけています。

保険の内容も拝見しましたが、万一の時のお金は、保険で用意する方法と、運用で用意する方法の2通りがあります。

例えば、低払いもどし金型定期保険 月々16010円(保険期間 98歳 保険料払込期間 65歳 保険金額 1000万円)の代わりに、月々16010円を35年間、投資信託で積み立てていくケースを想定してみましょう。

仮にその間、元本を損なわないようにリスクコントロールしながら年5%の複利運用ができたとした場合には、65歳時には、約1819万円になります。さらに、その資金をその後33年間、同じ年5%で複利運用ができたとした場合には、98歳時には、約9100万円になります。
※計算は、税金・手数料を考慮せず、期間中の運用利率は一定と仮定します。

もちろん、保険と運用の機能は、異なります。ただ、この例示で、「時間」を味方につけましょうと呼びかけている意味がおわかりいただけるのではないでしょうか。

蛇足ながら申し上げると、何の予備知識もなく、金融機関に相談しても、おそらく、上記のような提案は行われないでしょう。なぜなら、金融機関は、29歳のご夫婦に月々16010円の投信積立を提案しても、短期的には、わずかな手数料しか受け取れないからです。また、金融商品取引法で定められているリスクについての説明は、たいへん時間が掛かりますし、骨の折れる仕事でもあります。

多少なり、運用をお考えのようですし、お住まいの地域で可能であれば、有料相談を原則とする“独立系FP”に、一度、ご相談されてみてはいかがでしょうか。

評価・お礼

*n* さん

大変参考になりました。

ありがとうございました。

プロフィール評価・口コミ対応業務経歴・実績連絡先・アクセスQ&Aコラム