森本 直人(ファイナンシャルプランナー)- Q&A回答「継続は、力なりです。」 - 専門家プロファイル

森本 直人
オフィスは千代田区内。働き盛りの皆さんの資産形成をお手伝い

森本 直人

モリモト ナオト
( 東京都 / ファイナンシャルプランナー )
森本FP事務所 代表
Q&A回答への評価:
4.4/547件
サービス:0件
Q&A:1,247件
コラム:168件
写真:0件
お気軽にお問い合わせください
050-3786-4308
※お電話の際は「"プロファイル"を見た」とお伝え下さい。
印刷画面へ
専門家への個別相談、仕事の依頼、見積の請求などは、こちらからお気軽にお問い合わせください。
問い合わせ
専門家への取材依頼、執筆や講演の依頼などは、こちらからお問い合わせください。
取材の依頼

投資を始めるべきかどうか

マネー お金と資産の運用 2008/04/05 16:44

こんにちわ、私は現在25歳、独身で小さな会社に正社員として勤めています。就職満1年目です。

給与は手取りで15万程度、ボーナスなし、退職金なし、昇給の見込みなし、という状況です。

実家に暮らしているので月の支払いはもろもろの保険料と育英会への返金などで5万円ほどです。毎月10万弱程度はためてきました。それは全部銀行の定期預金にまわしてますので、約170万程度定期預金(0.8%位)になっています。

育英会は利子が低めだったのでその分を無配当積立利率変動型終身保険(米ドル建)にしてしまいました。たしか16000ドル位の保障です。これは高度障害になったりしたときが心配で入っておきました。

今のところ毎月10万円は貯めて行ってますが、自分がいつ失業するか、(小さな会社なので)両親も高齢なのでいつたおれるか、失業するかわかりません。(両親は60歳前後です)もし、そうなれば当然資金的な余裕はまったくなくなります。ですが、そこそこ生活できていくのであれば月3万円程度は投資したほうがかえって将来的には現実的かな、とも思うのです。

自分自身の医療保険は掛け捨て型のもので保障が1日1万円程度です。これは個人的にはかけすぎかなとも思うのですが、病歴や既存症状ができてしまったため、いじれないかな、という感じです。月にすると3500円位です。(女性特約をつけているため)

こういった状況では投資信託などは始めるべきではないですか?それともはじめておいたほうがいいでしょうか?

とぽとぽさん ( 千葉県 / 女性 / 24歳 )

森本 直人 専門家

森本 直人
ファイナンシャルプランナー

- good

継続は、力なりです。

2008/04/05 23:38
( 3 .0)

とぽとぽ様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナー(IFA)の森本直人と申します。

ご相談の件、もう少し将来のライフプランのお話などを伺って、余裕資金が、いくらなのかを算出する必要がありますが、ボーナスなし、退職金なし、昇給の見込みなしで、将来にご不安を感じているようなので、仰る通り、しっかりと投資信託で定期積立をされると良いでしょう。

継続は、力なりです。

例えば、毎月3万円ずつ積み立て、この間、元本を損なわないようにリスクコントロールしながら、年5%の複利運用ができたとした場合には、30年後には、約2497万円になります。一方、同じ条件で年1%の複利運用ですと、約1259万円、その差は、約1238万円です。
※計算は、税金・手数料を考慮せず、期間中の運用利率は一定と仮定します。

それから、無配当積立利率変動型終身保険(米ドル建)は、高度障害が心配で加入されたとのことですが、万一の時は、公的年金の制度から、障害年金が出ますので、個人的には、あまり意味がないように思います。

具体的には、金融機関からは独立した立場のアドバイザーに個別にご相談されると良いでしょう。

評価・お礼

とぽとぽ さん

高度障害は私はこんなところで例に出したくはないですが、地下鉄サリン事件のようなケースでは、生活費は最低限公的年金で捻出できても治療費や家族に迷惑をかけないためにも必要だと感じています。また、保険は払うものという観念がしみついてしまっているので多少為替リスクで損がでても掛け捨ての保険料を払ったと思えば我慢できるかなあ、という心理的妥協の面もありますが・・・。なかなかリスクコントロールは難しいかなとは思うのですが、毎年GWの休みは今の会社なら確保できるのでGWに見直すというのがいいかもしれません。回答ありがとうございました。

プロフィール評価・口コミ対応業務経歴・実績連絡先・アクセスQ&Aコラム