森本 直人
モリモト ナオトお金と資産運用・投資
マネー お金と資産の運用 2016/08/03 14:43現在37歳 独身女性です。
将来老後の為の貯金と毎年行く旅行資金・車買換え資金などのお金を増やす・貯める方法に悩んでおります。
アドバイスをお願いいたします。
月収手取り13万円
生命保険・医療保険・がん保険に毎月6000円
現在実家暮らししており毎月3万円の定期貯金をしております。
来年の春には一人暮らし予定です。(家賃4万円ぐらい)
以前FPに相談したところアクサ生命のユニットリンクを進められましたが
ネットでの口コミなどを
拝見し悩んでいるところです。
そのほかに確定拠出年金も気になっております。
何が自分にあっているのかわからなくアドバイスいただけないでしょうか?
なやみますよさん ( 北海道 / 女性 / 37歳 )
積立の停止、減額などの自由度も考慮して
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なやみますよ様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナーの森本直人です。
来年の春から家賃4万円ぐらいを支出するとなると、他に、電気、ガス、水道料金などの負担もありますし、手取り収入からの新たな積立は、難しくなりそうですね。
保険商品による積立プランは、積立の停止や減額の自由度が低いので、他の手段を考えた方がよいかもしれません。
主には、今までに貯めた分の運用になると思いますが、例えば、一般的な投資信託であれば、積立の停止や減額は問題ありません。
もちろん、一時金での投資も考えられます。
確定拠出年金については、積立プランのみですが、一定ルールのもと、掛け金の減額や増額はできます。
ただし、確定拠出年金は、原則60歳まで引出しが出来ない点にご注意ください。
管理手数料も毎年いくらか掛かります。
なお、一般的な投資信託や確定拠出年金を含むアドバイスを受けたい場合は、有料相談を原則とするFP事務所に出向いた方がよいです。
いわゆる保険の無料FP相談は、あくまで保険商品の提案がメインです。
保険の手数料で成り立つビジネスモデルなので、手数料にならない選択肢にはふれない傾向があるようです。
FP相談は、相談者の側に立ったアドバイスを旨としますので、本当はおかしいのですが、無料なので仕方がない面もあります。
いずれにしても、株式や外貨などの運用は、長期で考えることが大切です。
家計の全体計画をしっかり立てた上で、取り組まれることをおすすめします。
評価・お礼
なやみますよ さん
2016/08/05 14:32
きっと一人暮らしをしたら月々の貯蓄は2万円しかできないかなと思っております・・・。
やはりユニットリンクはやめておこうと思います。
一応有料のFPに相談したんですが・・・。
投資はよくわからないのでいろいろこれからも
勉強します。
ありがとうございました。
森本 直人
2016/08/05 20:58
評価・コメントありがとうございます。
一応有料のFPさんに相談されたのですね。
有料相談で、保険商品のみ案内されたということでしょうか。
実は、昨年から保険募集に関してルール変更があり、FPが保険の募集業務をする場合は、保険代理店に雇用されるか、自分で代理店を経営するかしか選択肢がなくなりました。
以前にはあった、保険代理店との業務委託契約(雇用関係なし)は認められなくなりました。
メディアではほとんど報道されませんが、実は、この変更による影響で廃業したFPも少なくありません。
仮にどこかの保険代理店に雇用されていれば、最低限の営業ノルマ等はありますので、保険商品を案内せざるを得ないケースもあります。
今回その影響が出てしまったのかもしれないと、個人的に気になりました。
今後、相談するFPさんには、「独立型か、雇用型か」を尋ねることも、ひとつの判断材料になるかとは思います。