森本 直人(ファイナンシャルプランナー)- Q&A回答「生活資金800万の運用について」 - 専門家プロファイル

森本 直人
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800万ほどの資産運用

マネー お金と資産の運用 2015/06/14 23:46

タイトルの通りです。
ローンは完済しており、貯蓄もこれ以外に1500万位はあります。
この800万は運用して、2人の子供(中1、小3)の学費の足しになればと思っています。

REATや株をやろうと思っているのですが、現在の上り調子の相場をみると
どうも投資のタイミングがわからずに躊躇しています。
少しづつでも投資を始めるべきなのか、ある程度さがるのを待つべきなのか。
始めるなら、金額はどれ位づつ投資をすべきなのか、
待つなら、3ヶ月定期などにとりあえず預けて待つべきなのか。。

普通預金に預けっぱなしにしておくのは勿体ないので良きアドバイスをお願い致します。

kkym923さん ( 神奈川県 / 男性 / 43歳 )

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ファイナンシャルプランナー

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生活資金800万の運用について

2015/06/15 13:32
( 5 .0)

kkym923様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナーの森本直人です。

800万ほどの資産運用をお考えとのこと、拝見しました。

投資のタイミングは、確かに、悩ましいところですが、私は、「長期分散投資」という考え方をお勧めします。

この考え方では、タイミングはそれほど気にしません。

「長期分散投資」とは、簡単に言うと、国内債券、国内株式、外国債券、外国株式、その他の資産に分散投資をして、長期で保有し続けることです。

長期の目安は、おおむね10年以上です。

短期的な値動きを正確に予測するのは、プロでも困難ですが、長期では、ならされて、平均に近づいていくことがわかっています。

株式の平均長期収益率は、多くの国で、年7~8%、不動産や債券投資は、年3~4%程度というデータがあります。

つまり、統計学を使って、運用していくということです。

例えば、最近、話題になった本「21世紀の資本」トマ・ピケティ (著)でも、資産格差の問題が指摘されています。

預金だけではなく、株式やリート(不動産投資信託)などでも運用していくことは、とても大切な考え方です。

なお、株式やリートを個別に選ぶのもわるくありませんが、一般的に、投資信託を活用する方が取り組みやすいです。

あとは、仮に運用期間の設定を10年以上とするなら、学資の準備期間としては、微妙という問題はあります。

ただ、貯蓄もこれ以外に1500万位あるとのことですから、考え方を理解した上で、マーケットの変化に応じ、柔軟な対応はできると思います。

生活資金の運用なので、元本を損なわないことを目指す考え方をぜひ採り入れてみてください。

評価・お礼

kkym923 さん

2015/06/16 00:21

ご回答ありがとうございます。
そうですね、、確かに800万を学費に限定していましたが、
その他の貯蓄を学費に回すという手もありますね。
長期分散投資、ということは、会社でやっている確定拠出年金と同じですね。
個人でやる場合も、会社と似たようなポートフォリオにすべきでしょうか?

森本 直人

2015/06/16 14:59

評価・コメントありがとうございます。
個人で取り組む場合も、運用期間を長期でとれる場合は、会社の確定拠出年金と似たような考え方での運用がおすすめです。

ポートフォリオは、考えるのが面倒であれば、単純にバランス型ファンドを選ぶ方法などもありますが、一般の証券口座で運用する場合は、選べる投資信託の本数は、圧倒的に増えます。

例えば、テーマ型、リスクコントロール型など、よく調べて、組み入れてもよいかもしれません。

NISA枠をどう使うかなどの話もあるので、さらに詳しくは、運用相談に対応している個人のFP事務所でご相談されてもよいと思います。

FP事務所は、誰かと相談しながら運用をしたいが、金融機関の窓口はやや抵抗がある、という方々に支持されています。
ご参考にしてください。

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