森本 直人(ファイナンシャルプランナー)- Q&A回答「FP的な保険設計」 - 専門家プロファイル

森本 直人
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森本 直人

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( 東京都 / ファイナンシャルプランナー )
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保険設計について

マネー 保険設計・保険見直し 2014/03/09 18:12

夫 収入手取り21万、35歳
妻 収入手取り15万、38歳。
マンションを購入と近く子供希望のため
保険の見直しを検討しています。

ローン、管理、修繕、固定資産費など込みで
いまは減税等で7万5000円ですが
たぶん修繕費の値上げで10数年先ぐらいは
MAXで8万7000円にはなりそうだと
みています。

保険は
●家族収入保障保険(団信には入らない)
→1万円(支払い70歳まで一定)
 重度の介護つき保障
 夫がもしものときは月8万5000円ほどでるもの

●医療保険→9000円
 がんやほかの入院のさいに手厚いもの(一部終身で支払い70歳まで一定)
  がん三大病のさい一時金300万特約
 (支払いと保障ともに80歳まで/年に見直し値上げあり)


いまは計約2万円ほどの保険を考えています。

ただそれはがん三大病の特約の値上げが大きく
64歳〜70歳でMAX38000円ほどになります。
このころには一時金300万などがん特約をはずす手も考えますが
子供を希望するなら定年も控えているこの頃が
進学に一番お金がかかる時期になってしまい
そこではずすのもどうかという気持ちがあります。。

こう考えると、もうはじめから
やはり64歳〜70歳での
38000円の保険料を組む事自体
無理がありますでしょうか?
それならば
一番値上がっていくがん特約を入れない方向の医療保険9000円で
学費や老後貯金をがんばるほうがいいのか。。
漠然な悩みですがよろしくお願いいたします。

補足

2014/03/09 21:37

保険内容補足
軽介護10.3万円×5回
重介護103万円×36回
死亡高度保障103万円×36回  一時金200万

入院
1〜4日一時金2万円  一回の入院 一時金 5万円
病気、怪我、成人病 日額
5000〜1万円

がん
先進医療 2000万円
入院 日額1万5千円
ほか手術費や抗がん剤投与の手当
☆がん一時金300万
(10年ごとに支払いが上がる1000円→2000円→5000円→9000円
 →最終70歳以後1万7千円80歳まで)

ゆず&みかんさん ( 京都府 / 女性 / 39歳 )

森本 直人 専門家

森本 直人
ファイナンシャルプランナー

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FP的な保険設計

2014/03/13 19:57
( 5 .0)

ゆず&みかん様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナー(FP)の森本直人です。

ご相談の件、確かに年齢と共に保険料がどんどん値上がりしていくのは、不安ですね。

仮に、月2万円を30年間支払うと、総額で720万円にもなります。

さらに値上がり分を考慮すると、どうなるかです。

あとは、「長生きのリスク」にも注意してください。

何事もなく、長生きできる確率の方がはるかに高いですから、老後生活に入ったときに、もしもあの720万円があったら・・と後悔しないか想像力を働かせてみてください。

さらに言うと、そこからの運用益(利息等)も得られなくなります。

とはいえ、もちろん万一の時の保障も重要です。

まずは、公的な制度でどこまでカバーされるか調べましょう。

遺族年金、障害年金、高額療養費制度など、日本の社会保障制度は、意外と充実しています。

その上で、不足する分を算定し民間の保険でカバーするのがプランニングの基本です。

あとは、住宅ローンの返済に不安がある場合は、長期所得補償保険も検討してみてください。

病気がケガで働けなくなった時に月額いくらのようなカタチで支給されるので、重度の介護つき保障を付保するよりも、過不足なく設計できるかもしれません。

ちなみに最近は、一社で設計するよりも、複数の保険会社の商品をいいとこどりで組み合わせるスタイルが主流のようですよ。

一生涯保障を受けられて、保険料も一生涯上がらない、医療保険、がん保険もあります。

総額では何百万円の話になりますので、よく研究してみてください。

評価・お礼

ゆず&みかん さん

2014/03/13 22:39

ありがとうございます。
長期所得補償保険などあるのですね。。

たしかにおっしゃる通りです。
長生きのリスクとして老後どれだけ貯蓄すべきか、
公的な制度で自分がどこまでカバーされるかが全くわからないので
まず調べなければいけないなと感じています。
保険は不足分を補う、という方法にしたいのです。

森本 直人

2014/03/14 12:10

ゆず&みかん様、評価・コメントありがとうございます。

保険選びの前に、具体的な数字のプランを作成した方がよいかもしれませんね。

ちなみに、私がお書き頂いたような内容についてご相談を受けるときは、必ずキャッシュフロー表を(CF表)作成します。

CF表とは、人生の資金繰り表のことです。

この表を作ると、長生きのリスクとして老後どれだけ貯蓄すべきかなどのイメージが見えてきます。

また、公的な制度でどこまでカバーされるかも、エクセルのシートを使って、ざっくりと試算できます。

いろいろと調べてみてください。

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