森本 直人(ファイナンシャルプランナー)- Q&A回答「計画性が大事です」 - 専門家プロファイル

森本 直人
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森本 直人

モリモト ナオト
( 東京都 / ファイナンシャルプランナー )
森本FP事務所 代表
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家計診断と資産運用に関して

マネー 家計・ライフプラン 2013/08/25 17:46

夫32歳、妻31歳です。職業は会社員です。住まいは東京です。
家計診断と資産運用に関するアドバイスをお願いできますでしょうか。
来年くらいには子供がほしく、妻の収入が無くなる可能性があります。

■P/L
(支出)
食料品 ¥40,000
夫婦で外食 ¥30,000
会社付き合いの飲み会 ¥10,000
日用品、交通費など ¥10,000
電気 ¥5,000
ガス ¥3,000
水道 ¥3,000
インターネット ¥4,000
携帯電話 ¥6,000
健康医療(スポーツジムなども含む) ¥20,000
家賃 ¥130,000 (会社からの住宅補助で ¥70,000支給あり)

(手取り収入)
夫給与 ¥300,000
妻給与 ¥200,000
年間賞与(夫婦合計) ¥1,500,000

浪費する趣味などは特にないため、夫婦ともにお小遣い制にはしていません。
DINKSということもありついつい贅沢をしてしまいがちであり
外食費が高くなっているとは感じています。車は保有していません。

住まいについて今は賃貸で会社から住宅補助費をいただいていますが、
一定以上の年齢を超えると支給が停止することもあり、
将来的にどうするかを悩んでいます。(買うとしたら中古マンションかなと思っています)

保険は掛け捨ての傷害保険に入っているくらいで、生命保険、がん保険などは未加入です。
(子供ができてから、と考えています)

■BS
普通預金(銀行)  ¥12,000,000
財形貯蓄  ¥4,000,000
ドル外貨預金  ¥6,000,000

銀行普通預金の割合が高すぎると感じています。
株、投資信託(インデックス)なども経験はありますが、リーマンショックで
損をしたため、一旦すべて銀行預金に戻しました。

以上、よろしくお願いします。

ココとモモさん ( 東京都 / 男性 / 32歳 )

森本 直人 専門家

森本 直人
ファイナンシャルプランナー

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計画性が大事です

2013/08/26 18:43
( 4 .0)

ココとモモ様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナーの森本直人です。

まず家計診断ですが、現在の世帯年収に対する支出の状況は、総務省の「家計調査」等をベースにすると、標準的であると思います。

今は、共働きで、会社からの住宅補助もあり、比較的お金を貯められている状況にあるのかと思います。

ただし、来年から奥様の収入が無くなる可能性がある点は、要注意ですね。

例えば、共働きベースで、過大な住宅ローンを組んでしまい、その後状況が大きく変化して、家計が苦しくなるケースは、過去の投稿にも何度かありました。

この落とし穴にはまらないための予防策は、やはり、キャッシュフロー(CF)表を作成することだと思います。

CF表とは、人生の資金繰り表のことです。

FP事務所では、通常、数千円~5万円くらいの料金で作成してもらえ、それに基づき、アドバイスを受けられます。

CF表だけであれば、もちろん、エクセル等でご自身で作成することも可能ですが、作成経験が浅いと、読み方を誤る可能性もあります。

次に、資産運用ですが、金融商品は、「ただ買えばよい」というものではなく、あくまで「計画」の中で利用する必要があります。

ご本人にとって、本当に資産運用が必要なのかも含めた「計画」です。

そうでないと、やはり賭け事になってしまいます。

例えば、投資信託については、インデックスファンドでも良いのですが、「ただ買えばよい」という発想では、危ないです。

個人的な経験から言っても、商品選び云々以前に、資産運用で成功するためには、計画にもとづく、感情のコントロール(意志の強さ)が非常に重要と実感しています。

ファイナンシャル・プランナーは、その名の通り、お金の計画をサポートする専門家ですので、一度、個別に相談してみるのもよいと思います。

ご参考です。

評価・お礼

ココとモモ さん

2013/08/26 19:48

ご回答ありがとうございます。
まずファイナンシャルプランナーさんの選び方から
わからず、ここに投稿させていただいた次第です。

アドバイスの通り現時点で金銭的に困窮しているわけではないのですが、
将来的に考えて漠然とした不安があるのも事実です。

妻と話し合って今後のことを考えてみます。ありがとうございます。

森本 直人

2013/08/27 13:47

ココとモモ様、評価・コメントありがとうございます。

ファイナンシャルプランナー(FP)の選び方ですが、おおまかには、企業に雇用されているFP(企業系FP)と個人で活動しているFP(独立系FP)の2タイプがあります。

企業系FPの場合は、立場上、所属企業の利益を優先させなければなりませんが、独立系FPの場合は、そのようなしばりがないため、ご相談者の利益を最優先にアドバイスができる立場にあります。

なお企業系FPの場合は、通常は無料相談ですが、自社商品のセールスがセットになります。

一方、独立系FPの場合は、原則として有料でライフプラン相談を実施します。

ただ、独立系FPといえども、相談料・顧問料のみで、職業として成り立っているケースは、私の知る限り、極めて稀です。

ゼロではありませんが、その場合は、相談料・顧問料をかなり高めに設定しているようです。

現状は、講師業務が主体であったり、保険募集人、証券外務員、不動産仲介業等を兼務し、相談料とは別に、手数料を得ているケースがほとんどです。

講師業務が主体のFPは、相談業務には、それほど時間を取れませんので、現実的な相談相手は、保険募集人、証券外務員、不動産仲介業等を兼務している独立系FPということになるのかと思います。

このようなFPを「実務家FP」と呼ぶ人もいますが、「実務家FP」の場合、実務に精通している分、有益なアドバイスが受けられる可能性が高いです。

ただし、常々指摘されているのは、FP自らの利益を優先したアドバイスをするのではないかという見方です。

独立系FPのサービスは、結局のところ、個人と個人の信頼関係がベースになりますので、相談する側も、駆け引きをするような接し方でななく、まずは、そのFPと少し時間を掛けて信頼関係を築くことが大切と思います。

ちなみに、私自身は、「実務家FP」の立ち位置です。

ご参考にしてください。

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