森本 直人(ファイナンシャルプランナー)- Q&A回答「貯蓄すべき理想額の算定にあたって」 - 専門家プロファイル

森本 直人
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( 東京都 / ファイナンシャルプランナー )
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無理のない貯金すべき理想額を教えて下さい。

マネー 家計・ライフプラン 2013/08/20 03:34

夫、手取り35万円
妻、9月で退職予定
子供ナシです。

・家賃、駐車場代、水道光熱費は会社から引かれるので別で支払いはありません。

・車は会社所持のものなので維持費はかかりません。

・家庭での固定出費は、
ケータイ代×2台分
インターネット×二回線分8000円
新聞3200円
NHK
飲料水(契約)4000円
です。

この場合の毎月の理想貯金額はおいくらでしょうか?
出来るだけ貯金はしたいですが、無理し過ぎてキツキツになるのは避けたいです。

よろしくお願いします。

panyaさん ( 宮城県 / 女性 / 33歳 )

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ファイナンシャルプランナー

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貯蓄すべき理想額の算定にあたって

2013/08/20 16:01

panya様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナー(FP)の森本直人と申します。

ご質問の件、理想額の算定にあたっては、まず、今後どうなりたいか、どうしたいか、といったことを伺う必要があると私は思います。

例えば、趣味とか交際費に使いたいお金はどのくらいか、マイホームはどうするのか、何歳まで働くつもりか等々、お一人お一人の状況やお考えは異なります。

具体的には、上記のような情報を集めて、キャッシュフロー(CF)表を作成されるとよいです。

CF表とは、人生の資金繰り表のことです。

あとは、投資・運用についてどうお考えになるかという話もあります。

例えば、毎月5万円ずつであれば、無理なく30年間積み立てられるとして、仮にその間、計画的な投資・運用を行い、結果として、年3%で複利運用をしたのと同じ成果が出たとした場合には、税金、手数料を考慮せず、30年後には、約2855万円になる計算です。

元本ベースでは、1800万円なので、その差は、約1055万円です。

つまり、投資・運用を一切考えない方は、それだけ節約等で毎月の貯蓄額を増やす必要があるかもしれないということです。

ちなみに、投資・運用に関しては、来年から少額投資非課税制度(NISA)が始まりますし、従来から確定拠出年金という制度もあります。

利用できる条件等は、別途で調べていただきたいのですが、要するに、できるだけ多くの人に投資・運用に取り組んでもらうことは、国の経済にとっても良いことなので、税制優遇など、政策的な後押しがあるわけです。

ただし、リスクのある話なので、リスクを管理するための計画性が必要な点だけは、おさえておいてください。

さらに具体的なことは、必要があれば、個別のFP相談をおすすめします。

通常は、その中でCF表を作成してもらえます。

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